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Ubuntuを始めよう。 (16)

テーマの変更。
ここでは、ウィンドウのタイトル表示部やウィンドウ背景部の変更を行います。
前回の“MyUnity”にも同じような機能がありましたね。

Ubuntuデフォルトでは、“外観”の設定で次のような変更ができます。
“システム設定”→“外観”


Ambiance
上図(上)は、ファイルマネージャを変更サンプルとして表示しています。
上図(下)の“外観”で設定をします。(以下同様)



Radiance
全体に白っぽい印象ですね。



Hight Contrast
アイコンやウィンドウのバックが変わります。
ボタンなどの表示の外周がハッキリとした線で描画されます。



Hight Contrast Inverse
名前のように白黒(紺)反転させたような感じですね。

Ubuntu12.04のデフォルトでは、上図の4つの変更しかできません。
更に変更を行いたい場合は、テーマを追加インストールするか、前回の様に“MyUnity”等をインストールして使用することになります。
今回は、“MyUnity”に替わり、“Gnome-Tweak”を使用してみましょう。

“Gnome-Tweak”のインストール。

・“高度な設定”Advanced Settings(Gnome Tweak Tool)  [〜12.10]
・“gnome Tweak Tool” [ Ubuntu 13.04 ]




Ubuntuソフトウェアセンターで“gnome-tweak”と検索してインストール。

  

Dashで“gnome tweak”と検索して起動。
又は、ランチャーに登録されている(筈です。)“高度な設定”で起動。
(ランチャー登録アイコンが、“システム設定”と同じギヤ型アイコンですので、“高度な設定”の方を起動。)

    

上図(左)が表示されるので、左ペインで“テーマ”を選択。

“アイコンのテーマ”

右側で“アイコンのテーマ”を選択。
上図(左)なら、「Unity-icon-theme ▼」をクリックすると、上図(右)が表示されるので、そこから選択。

 
   HighContrast                   HighContrastInverse


 
   Gnome                      Hicolor



   Unity-icon-theme


“GTK+のテーマ”



GTK+のテーマの選択窓をクリックすると矢印のように表示されます。

 
 Adwaita                       HighContrast


 
  HighContrastInverse                LowContrast



  Radiance


“ウィンドウのテーマ”

  
“ウィンドウのテーマ”の選択窓をクリックすると上図の様に表示されます。

 
  Adwaita                      AgingGorilla

 
  Atlanta                       Bright

 
  Crux                        Esco

 
  Radiance                      Simple


“デスクトップ”



上図の矢印で示すSWをオンにすることで、デスクトップにアイコンを表示できます。



上図矢印1から2までのSWをオンにすると、上図左側の様にデスクトップに特定のアイコンを表示できます。


“フォント”



上図の“フォント”で色々な場面で使用するフォントの指定ができます。
デスクトップパネル、ウィンドウのパネル、文章を書く時等色々な場面で、色々なフォントを設定する事が出来ます。
一般的に使われているフォントではなく、違ったフォントをインストールして設定することもできます。



上図の様にデフォルトで設定できるフォントは在り来たりのものが多いですね。
今回は少し変わった手書き風のフォントをインストールして設定を行ってみましょう。

ここで一旦、“高度な設定”を終了させます。

フォントのインストール。
今までアプリをインストールするのには、“Ubuntuソフトウェアセンター”からインストールを行ってきました。
今回は、“Synapticパッケージマネージャー”というものを使ってみましょう。
“Synapticパッケージマネージャー”も依存関係を自動的に解消してくれます。
ただし、現在のUbuntuでは“Synapticパッケージマネージャー”は、標準ではインストールされていないので、フォントのインストール前に“Synapticパッケージマネージャー”のインストールから始めます。

“Synapticパッケージマネージャー”のインストール。



“Ubuntuソフトウェアセンター”で“synaptic”と検索してインストール。



上図が起動アイコンです。(又は、Dashで“synaptic”で検索。)



上図が“Synapticパッケージマネージャー”が開いたところです。



例えば上図の様に、“クイック検索”で“font ja”で検索すると、上図の様に幾つもの日本語フォントが見つかります。
上図矢印のように、
が付いているものは既にインストール済みであることを示しています。


例えば、“TTF”に限定して検索したい場合は、“ttf font ja”等とすると“TTF 日本語フォント”が探せます。



今回は少し変わった手書き風フォントの“みかちゃん”フォントを検索してインストールしてみましょう。
上図の様に“mika”で検索。

“fonts-mikachan”、“ttf-mikachan”の順にインストール指定をすると、依存関係メッセージは表示されないと思いますが、今回は依存関係を見るために“ttf-mikachan”の方からインストール指定を行ってみましょう。

 

上図(左)のリスト先頭の□をクリックするか、リストの名前を右クリックすると上図(左)の様にショートカットメニューが表示されます。
“インストール指定”(矢印)をクリック。
上図(右)の様に、依存関係で必要なファイルがリストアップされます。
「マーク」をクリック。



上図の様に行頭にチェックが入ります。(このままではインストールは完了していません。)
上図矢印の“適用”をクリック。(此れでインストールが適用されます。)



確認メッセージが表示されるので、「適用」をクリック。

 

上図(左)インストールが進行していきます。

上図(右)インストールが完了すると表示されます。



インストールが完了すると元の画面が表示されますが、上図矢印の様に“□”が、インストール済みを表す“
”に変わっています。

“高度な設定”を起動して、“フォント”で“みかちゃん”フォントを設定してみてください。



フォント名が日本語なので、リストの最後の方にあります。



上図は、LibreWriterを起動して、入力したところです。
入力文字や、LibreWriterのタイトル、コマンドパネル、デスクトップパネル表示等が手書き風の“みかちゃん”フォントに変わっています。



Writerでデータ入力をした場合に、保存せずに閉じると保存警告が表示されますが、この表示も手書き風に変わっています。
なお、これらはフォント指定で場所ごとに設定を変更すれば、必要な場所だけの表示変更をしても良いでしょう。


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