ホームへ サイトマップ
Ubuntuを始めよう。 (15)
今回は、デスクトップのランチャー・壁紙・ドックの設定です。
・MyUnityとCCSM
・Firefoxから壁紙設定
・Cairo-Dock
MyUnity
Myunityについては、ページ“Linuxを始めよう(6)”でインストールを行い、チョットだけMyunityについて記載しましたが、(6)の続きを今回もチョットだけ記載します。
“MyUnity”は、Ubuntu12.04では、“MyUnity”(Unity Tweak Tool)ですが、Ubuntu13.04では“Unity
Tweak Tool”となっています。
それぞれで画面構成や設定出来る項目が違っています。
“アプリの紹介”の“System関連”にある、ページ“Tweak Tool”を参考にして下さい。
左図上側がMyUnity起動アイコン。
“Launcher”の設定。
上図矢印で、ランチャーのアイコンサイズを変更できますが、ランチャーのバックやアイコンバックの設定も変更できます。
0% 100%
ランチャーバックカラーの変更
1:Launcherを選択。
2:セットカラーをクリック。
カラーセレクター(上図の上)が表示されます。
3:彩度
4:色相
3(彩度)と4(色相)をドラッグして好みの色を設定します。
カラーセレクターを「OK」で終了。
設定が、ランチャーに反映されます。(上図ランチャー部を参考に。)
5:透明度を設定。
上図右(0%)が透明度0%の場合。(バックカラーは黒を指定しています。)
上図右(100%)は透明度100%の場合。
“BackLights”の設定。
上図の様に“BackLights”の設定項目をクリックすると上図の様に表示されます。
Icon On Active icons On Icon Off Onlineicon edge
アイコンバックが、其々上図のように表示されます。
“Panel”の設定。
0%
30%
98%
100%
“Panel”を選択。
矢印のツマミで透明度を変更。
値を大きくするとパネルの色が段々暗く(透明度ではない様な気がしますが!。)なっていき、100%にすると透明になります。
“Desktop”の設定。
上部タブで“Deaktop”を選択。
上図のA郡の方で、デスクトップに表示するアイコンのオン・オフを行います。
Bの“H Desktop”で水平方向デスクトップの数、“V Desktop”で垂直方向のデスクトップ数を設定できます。
上図は、水平方向(H)の数を4にした場合です。(縦(V)は2を指定。)
“Themes”の設定
“Themes”を選択。
上図は、テーマとアイコンを其々矢印の箇所を指定。
“Themes”(上図左)と“Icons”(上図右)、其々に相当の数があり、それらを組み合わせるとかなりの設定が行えます。これらの設定を記載する事は大変なので省略しますので、各自試してください。
“CCSM(Compiz Config 設定マネージャ)”
前記の“MyUnity”で、デスクトップの数の設定を行いましたが、CCSMからも設定できます。
“一般オプション”をWクリック。
「デスクトップサイズ」タブの“水平仮想サイズ”、“垂直仮想サイズ”で設定できます。
CCSMは非常に多くの設定項目が有るので、各自で試してください。
設定で不具合が生じた場合は?。
例えば、ページ“Linuxを始めよう(6)”で“キューブの回転”でデスクトップを回転させる設定を行いましたが、以前のバージョンの時に、キューブ回転の設定を行うとランチャーが消えてしまうことがありました。(再起動しても戻りません。)
その場合は設定を戻せば良いのですが、ランチャーが消えてしまうため、CCSMを開くためのアイコンやDashを開くこともできません。この場合は、「Ctrl」+「Alt」+「T」で端末を開き、〜$ sudo nautilus をじっこうしてファイルマネージャを開き、システムファイルを“compizconfig”と検索して、検索結果から“CompizConfig設定マネージャ”を開き、不具合が生じる前の設定に戻せば、元のようになると思います。このためにも設定を行うときは何の様な手順で何の様な設定を行ったか確認しながら行って下さい。
上図右ペインにファイルシステムの検索結果が表示されています。
後は、検索結果にある“CompizConfig設定マネージャ”を開くだけです。
参考)プロパティを見る。
上図の“CompizConfig設定マネージャ”を右クリックしてプロパティを表示。
上図矢印にパスが表示されています。
更に、上図の“コマンド「ccsm」”に注目してください。
このコマンドの内容を端末に打ち込んでもCCSMを起動することができます。
この事は、“自動起動するアプリ”などにコマンドを打ち込む必要がある場合に重要で、コマンドがわからない場合は、そのアプリを起動させるファイルを特定できたら、そのファイルのプロパティのコマンドの欄を調べると分かると言う事です。
Firefoxから壁紙を設定。
ページ“Linuxを始めよう(6)”で壁紙の設定を行いましたが、Firefoxでネット閲覧中に気に入いった画像が見つかった場合は、その画像の右クリックからデスクトップ壁紙に設定することができます。
上図の画像をデスクトップ壁紙にしたい場合は。(下記の設定では別画像を使用。)
画像を右クリック。
“デスクトップの背景に設定”をクリック。
上図(左)が表示されます。
選択した画像が、画像サイズが小さい様です。(画像サイズを確認して設定しましょう。)
上図(右)の様に「拡大して表示」を選択。(デスクトップ全体に表示されます。)
上図では解りませんが、実際は拡大表示しているため、解像度が荒くなりチョットぼけた画像となります。
GLX-Dack(旧Cairo-Dock)使用してみる。(Mac風ドック)
Ubuntuソフトウェアセンターで、“glx”又は“cairo-dack”で検索してインストール。
起動アイコン。
上図で「はい」をクリック。
上手の注意書きを読み、“この選択を記憶する”にチェックを入れると永続的にこの設定(「はい」の選択)となりますが、初回起動時やCairo-Dockが全ての機能が正常動作するのを確認してからチェックを入れましょう。
上図の様にUnityランチャーとCairo-Dockが重なり見づらくなります。
ランチャーの“Launcherを自動的に隠す”を[オン]にしておきましょう。
上図の様に、左端のランチャーが隠れ見易くなります。
(ランチャー表示は、左辺にマウスカーソルを押し込むようにする。)
私の場合は、ランチャーもCairo-Dockも隠れるように設定しています。
ランチャーの設定を行う。
上図の“赤丸にR”の様にアイコンのした付近で右クリック。
上図の様に、“Cairo-Dock”→“設定”とクリック。
設定画面。
「挙動」タブ。
“メイン・ドックの表示方法”の設定でメインドッグの表示方法が選択できます。
「外観」タブ。
“メインドッグのデフォルトのビュー形式の選択”で色々な形状のメインドックの選択ができます。
また、「サブドックのデフォルトのビュー形式の選択」でサブドックの表示形式を選択できます。
サブドックは、一つのアプリケーションランチャーに複数のアプリの登録や、フォルダ等で複数の子フォルダーがある場合。
上図は、メインドッグで“カーブ”、サブドックで“スライド”を選択した場合。
上図は、メインドックでカーブを選択した場合。
上図左のデスクトップセレクター(MyunityやCCSMで4×2で設定。)
サブドックで“レインボー”を選択すると上図のようになります。
メインドックでカーブを選択した場合は、上図のように“カーブ曲率”や“カーブの高さ”の設定ができます。
メイン・サブドックの追加や区切り線やカスタムランチャーの追加は、上図のように“追加”から行います。
ランチャーに登録するには、“追加アプレットを取得”から行います。
最終的にCairo-Dockを使用する場合は、最初に表示される“この選択を記憶する”にチェックを入れ、上図の“Cairo-Dock 自動起動”をクリックして下さい。
次回の起動からはCairo-Dockが自動起動しています。
自動起動設定後に自動起動させたくない場合は、“自動起動するアプリケーション”に表示されているCairo-dockの頭のチェックを外せば自動起動しなくなります。
Cairo-Dockが要らない場合は、Ubuntuソフトウェアセンターを起動し、“cairo-dock”又は、“glx”と検索し、Cairo-Dockの表示から「削除」をクリック。
Ubuntuを始めよう。@ A B C D E F G H I J K L M N O
ページトップ