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仮想OS
仮想OS
仮想OSは、現在のPCのOS(ホストOS)に、仮想マシンを作成して、其のマシンにOS(ゲストOS)を組み込みます。
仮想マシンは複数作成することができます。また、デュアルブートと仮想マシンを組み合わせて作成することも可能です。
仮想OSは、デュアル(若しくはマルチ)ブートと違って、ホストOS、ゲストOSの両方を同時に使用する事ができます。
また、仮想OS内での事は、ホストOSに影響しないので、仮想OS内で実験的に色々な事が試せます。
もし万が一、不具合が生じた場合でも、スナップショットで簡単に元の仮想OSの状態に戻せたり、その仮想マシン自体を削除してしまうことも出来ます。
仮想OSの欠点として、実行速度がシングル・デュアルブート等に比べると遅くなります。
其の為にもハイスペックのPCが必要となります。
現在の2Cores/2Threads(2.4GHz)//RAM-4GB以上のPCなら通常使用においては問題無いでしょう。
ただし、精細動画再生や3Dゲーム等を行うのでしたら更にハイスペックPC(ハイスペック・グラボも必要)が必要となるでしょう。
しかし、上記のPCのスペックの問題さえ解決できれば、仮想環境を構築し異なる複数のOSを動作させることが出来ます。
これは、マルチブートと比べると、同時に複数のOSを起動でき、此の便利さを味わうとマルチブートには戻る気がしません。
古いOS(例えばWin98)を最近のPCにインストールしようとした場合に、いろいろな問題が生じインストールができない場合が多いでしょう。例えば、ドライバー1つをとっても、最近のPC用のドライバーが無くてインストールできないか、出来てもまともに動かないでしょう。この様な場合でも、仮想OSとしてインストールする事ができます。
仮想OSを使用する場合は、周辺機器が動作しない場合が有ります。実機で動作しても仮想OSで動作しない場合があるので、仮想OS構築後は十分に検証しましょう。
通常のUSB機器(USB1.1の機器の場合)は殆んどの場合は動作することが多いでしょう。
プリンター、デジカメ、オーディオインターフェース等でUSB1.1を使用している場合は殆んどの場合動くでしょう。(ドライバーのインストールが必要な場合も有ります。)
USB2.0でも機器によっては動きますし、ドライバーのインストールを行えば更に動く機器が多くなります。
初めて仮想OS環境を構築するためには、VirtualBoxやVMwarePlayerを使用するのが良いでしょう。他にも、QEMU、KVM、Xen等があります。
またUbuntuにはWubiがあり、WindowsシステムHDDの中に仮想HDDエリアを設け、そこにインストールすることも出来ます。ただし、日本語版Ubuntu(日本Ubuntuサポートチームによる日本語版)は使用できませんので、本家Ubuntuの英語版を使用します。インストール後に日本語化が必要となります(日本サポートチームのリポジトリを追加登録して日本語化するのが手っ取り早いでしょう。)。Wibiは、Windowsに組み込むため、Windowsはフラグメンテーションが発生しますが、Ubuntuにも同じようにフラグメンテーションが発生しますので、使い続けていると速度が遅くなります。ですので、WibiでWindowsにUbuntuを組み込む方法はあまりオススメしません。
VirtualBoxとVMware Playerの2つについて記載します。機会があれば、QEMUやKVM等についても記載したいと思います。
仮想OS使用例ページ索引
Linux編
Oracle VM Virtualbox
Oracle VM Virtualbox:仮想マシンの構築やゲストOSインストールを行うアプリ。
Install:Virtualboxのインストール。
マシン作成と設定:仮想マシンの作成。
GuestOSInstall-1:ゲストOSのインストール。
GuestAdditionsInstall:GuastAdditionsのインストール。
Windows2000:ゲストOSとしてWindows2000をインストール。
VMware Player
VMware Player:仮想マシンの構築やゲストOSインストールを行うアプリ。
Install:VMware Playerのダウンロードとインストール
マシン作成とInstall:マシン構築とゲストOSのインストール。
VMwareTools:VMware toolsのインストール。
LinuxMint:ゲストOSとしてLinuxMintをインストール。
Windows編(Windows8編)
Oracle VM Virtualbox
Install:アプリのダウンロードとインストール。
マシン構築:マシンの構築。
Ubuntuのインストール:ゲストOSとしてUbuntuをインストール。
Ubuntuの設定:Ubuntuの設定。
Kubuntu等4つのOS:Kubuntu、Xubuntu、Lubuntu、Ubuntu Studio。
機会があれば、WindowsでのVMware Player使用例についても記載します。
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