ホームへ   サイトマップ 

Windows 8 に仮想OS (3)

今回は、ゲストOS(Ubuntu)のインストール編です。

VirtualBoxで新規マシンに、ゲストOSとしてUbuntu(12.04LTS、日本語版(32bit))をインストールしましょう。

Ubuntuのダウンロード及びCD/DVDの作成は済んでいるものとします。

Hash値のチェックについては、ページ“Hash Check”、CD/DVD作成については、ページ“ライブCD/DVDの作成”を参考にしてください。

注)ディストリのディスク作成容量がCDサイズを超える場合はDVDでの作成となりますが、DVDで作成した場合でも以下の表記は“CD”と表記してあります。なお、.iso(イメージファイル)ファイルでインストールすることもできますが、此処ではCDからのインストールのみを記載しています。

Ubuntuのインストール
VirtualBoxを起動します。



インストール用CDを挿入し、Ubuntuインストール用に作成したマシンを選択(番号1。1つしか作成していない場合は、既に選択されていると思いますが、選択されていない場合は選択)し、番号2の“起動”アイコンをクリック。

なお、CDを挿入した場合に、ホスト側のファイルマネージャ等が開く場合がありますが、これは閉じておいて下さい。



上図が表示されたら、ドライブを選択(既に選択されていると思います。)して、「起動」。
ホストディストリによっては、違う画像であったり、この画像は表示されずに、次の画像のように起動が始まる場合があります。



Ubuntuの起動が始まります。




“日本語”を選択してから“Ubuntuを試す”をクリック。
日本語版を選択した場合は、既に日本語が選択されて日本語表示となっています。
“Ubuntuを試す”を選択してUbuntuのライブ版を充分試してみましょう。

充分試し、気に入ったらインストールしてみましょう。
まぁ、仮想OSとしてインストールするので気楽に試してみましょう。




デスクトップの“Ubuntu12.04のインストール”アイコンをクリック。




全部にチェックが付いているようにします。
HDD空き容量については、既にマシン作成時に決定しているので問題ないですね。
“電源に接続され・・・”は、ノートPC等の場合には表示されますが、デスクトップでは表示されないです。
“インターネットの接続・・・”は、必須項目です。
もしチェックがついていない場合で、無線LANを使用している場合は、有線LAN接続をしておきましょう。




“ディスクを削除してUbuntuをインストール”の方を選択しましょう。仮想OSとして押せるのですから、作成したマシンの容量も然程大きなものではありませんし、1パーティション=1OSの方が管理も楽です。
“警告:・・すべてのファイルが削除されます。”と有りますが、削除されるのは、新規マシンで作成した仮想マシン内のHDDの事で、ホストOSの方のパーティションの話ではありません。



日本語を選択している場合は、既に選択されていると思います。
もし、選択されていない場合は、地図上の“日本”を選択して“Tokyo”が表示される様にして下さい。




キーボードレイアウトは必ず上図の様に日本語キーボードを選択しておいて下さい。(日本語キーボード以外を使用している場合は、そのキーボードにあった物を選択してください。)
キーボードレイアウトが異なっていると、特に「記号」キーで大変な目に合いますよ。



名前とユーザー名は、任意名ですが、両方同じにしておいた方が解りやすいでしょう。
コンピュータ名は任意名ですが、英・数字でわかり易い名前を付けましょう。仮想OSを沢山作成した場合でも、名前でどの様なOSか判別できるように付けておくと良いですよ。




前出のタイムゾーンの図では、画面下部を削除してありますが、上図下部の様に表示され、既に此の時点からコピーの並行処理が始まっています。




インストールが終了すると、上図の様に表示されます。

再起動もした場合でも、使用を続けた場合でも、終了時にはCDが自動排出されます。
CDが自動排出されない場合は、手動で取り出した後、「Enter」キーを押します。

GuestAdditionsのインストール(Ubuntu12.04の場合)
(GuestAdditionsのインストールは、ゲストOS毎にゲストOS上で行います。)

注意1)Additionsのインストール前に、ゲストOSのアップデートをし、追加のドライバー(グラフィックドライバー/プロプライエタリなドライバー)のインストールを行っておいて下さい。

注意2)Ubuntuでのインストール画像が有りませんでした。
下記画像は、Lubuntu(一部Fuduntuの画像使用)の画像を使用しています。

VirtualBoxを立ち上げ、GuestAdditionsをインストールするゲストOS(今回はUbuntu)を立ち上げます。



デバイス→GuestAdditions をクリック。
注意)この画像は、ホストOS(Ubuntu12.04)、ゲストOS(Fuduntu)の画像を使用。

参考)今回のUbuntu12.04では、下記のような手順を撮りましたが、VirtualBOXのバージョンとUbuntu13.04等では、下記のように行わなくとも、上記のクリックの後に表示にインストーラが開くので「実行」を選択すれば、後は勝手に行ってくれ終了します。
上記でインストール出来た場合は、下記の必要はありません。
(ディストリによってインストール方法が違っています。)

上記のように簡単にインストールできない場合や上手くインストールできない場合は、次の方法を行ってください。

ファイルマネージャを開きます。



上図左ペインの“VBOXADD・・”(CDアイコン)をクリック。
右側ペインに上図の様に表示されます。
“VBOXADDiTIONS・・”は/media/にマウントされています。
(上図右ペインの上部アンダーライン部で確認)
丸印のファイルがインストーラです。このファイルを実行させれば良い訳です。

注意)VBOXADDITIONS_4.2.6_82870が展開されていない場合は、展開して下さい。
ファイルマネージャで該当ファイルのショートカットメニューの“展開”(ディストリによっては“開く”)で行う。ディストリによっては権限の問題で展開できない場合もある。この場合は、~$ sudo nautilusでファイルマネージャを管理者権限で開いて行う。

端末を起動します。



cdでインストーラのあるディレクトリにカレントディレクトリを移動する。
sudo sh ./VBox・・でAdditionsのインストールを実行する。




実行結果が上図番号1の様に全てが“done”(ディストリによっては“OK”)なら正常にインストールできているでしょう。
もし、実行結果に上図番号2の様に“fail!”が含まれている場合は正常終了していないと思われます。
この場合に、実行結果を見直した場合に、表示中に“・・non-DKMS・・”と表示されている行の前に、“・・・DKMS・・・”(nonがついていない)の行がない場合は、DKMSをインストールすると正常終了すると思われます。
(最後の画像の1〜2行目を参考にしてください。))

DKMSのインストール
上図の番号3を実行します。
 $ sudo apu-get install dkms



DKMSインストールを開始すると、上図の様に“[Y/n]”と聞いてくるので、[y]を。



上図最下行の“・・_82870$”で入力待ちとなっています。
再度“sudo sh・・・”(上図下線部)を実行します。



全て“done”なら正常終了です。

入力待ちとなっているので、“$ exit”として端末を終了。

  2 << 3 >> 4

ページトップ
inserted by FC2 system