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VMware Player 4 - Linux Mintをインストール

今回は、前回のVMware Player3(VMwareToolsのLinuxMintの項)とは記載順が逆ではありますが、ゲストOSとしてLinux Mint14(2013/8現在の最新バージョンは“15”です。)をインストールしてみましょう。

また、Linux Mintも、ダウンロード済でインストール用メディア(DVD)も作成済みであるとします。
(ダウンロード等については、ページ“Linux Mint”を参考にして下さい。)

インストールする場合に、CD/DVD以外にも、USBメモリや、ダウンロードしてある“iso”ファイルを使用してインストールする事も可能ですが、CD/DVDを作成しておくとライブ起動できたり、レスキュー用に使えたりしますので作製して於いた方が良いでしょう。
此処では、インストールDVDを使用する方法を記載します。

今回使用したPCは、ホストOSとしてUbuntu12.04(64bit)を使用し、其処にVMwareをインストールして有ります。
ゲストOSとしてインストールしたMintは32bit版を使用しました。

VMwareを起動します。

最初に、仮想マシンの構成を設定します。



上図矢印の“Create a New Virtual Machine”をクリック。




“◎ I will install the ・・・”(上図矢印)を選択。
「Next」(以下省略しますので、適宜クリック。)。




上図矢印1の“◎ 2.Linux”を選択。
矢印2のように、「Ubuntu」が選択されています。
※ 矢印2のリストには、Mintは有りませんので、ベースディストリのUbuntuの侭とします。




上図矢印の“Name:”に自動的にディストリ名が入ります。(前図のVirsion名が入ります。)
このままでは、紛らわしいので“Linux-Mint”(任意名です。英・数字で付けましょう。)と変更。
下の“Location”のフォルダ名も自動的に変わります。(Location:ディレクトリパスは控えておくと良いかも。)




上図矢印1で容量を指定。
矢印2は選択せずに、上の(○ Storevirtualdiskas single file)を選択します。

※ 上図矢印の“◎ Split virtual disk・・・”の方は、マルチファイル(デュアルブート等)にする場合に選択します。
ゲストOS用仮想パーティションでもデュアルブートは可能です。

通常は、ゲストOSは、シングルファイル(シングルブート)の方が解りよいでしょう。出来るだけ上側の“・・single faile”の方を選択しましょう。




構成状況が表示されます。
「Finish」をクリック。

上図中段の「Customaize Hardware」でカスタマイズできますが、ホームからも出来るので「Finish」してしまいます。




上図が表示されるので「Close」。




上図の様にホーム画面に戻ります。

左ペインに、上記で作成したMintが表示されています。
作成した“Linux-Mint”をクリック選択。
上図右側ペインのように表示されます。
画面最下部の、“Edit virtual machine setting”をクリック。




上図が表示されます。
メモリ容量を指定します。
上図上矢印で直接数値指定するか、下矢印のスライダーのツマミをドラッグして指定します。
此処で指定したメモリ容量が仮想OS(ゲストOS)側で使用されますが、指定した分ホストOS側で使用できる量が少なくなります。ホストOS側のメモリ容量を圧迫しない程度で指定してください。
今回は、2GBほど指定しました。(搭載メモリ(実メモリ)が8GBほど有りますもので。)

取り敢えずは、メモリ容量変更だけで良いでしょう。

設定後、「Save」。

其れでは、作成した仮想HDにゲストOS(Linux Mint)をインストールしましょう。

インストール用メディア(Linux Mintのインストール用DVD)を挿入します。



上図の様にファイルマネージャ等が開いた場合は、閉じてしまいましょう。




上図矢印1のLinux-Mintをクリック選択。
矢印2の“Play virtual machine”をクリック。




Hintが表示されるので「OK」。




PC(実マシン)に、マウス・キーボード等スタンダードデバイス以外が接続されていると上手のように表示される場合があります。
「OK」をクリックして閉じます。

※ 上図“Roland・・・”はUSBオーディオインターフェースです。私の所有しているインターフェースでは最安値のもので大変古いものですが、今でもテスト(サンプル)用に使用しています。接続規格はUSB1.1です。


此処からは、通常のHDインストールと同様です。
VMware等を使用せずに、通常のHDインストールする場合は、ここから参考にしてください。




上図は、起動中の画面です。



ライブ起動が終了して表示されたデスクトップです。

上図矢印の“Install Linux Mint”をクリックしてHDインストールを始めましょう。




上図矢印のスライダーを移動して最後の“日本語”を選択して「続ける」。




上図が表示されます。
両方の頭にチェックが付いていることを確認してください。

“最低5.5GB・・・”にチェックがない場合は、仮想マシン構築した祭に、HD容量設定ミスをしています。
この場合は、取り敢えず、ここで終了します。
一度仮想HDD(Linux Mint)のファイルを全て削除して、再度作成し直しましょう。

仮想マシンと構築するのでなく、単にHDインストールを行っている場合は、HDの空き容量が足りません。
Linux Mintをライブし、“GParted”を起動して、使用量の少ないパーティション(未使用場所の多いパーティション)のサイズを縮小して空き場所を確保してから、再度インストールをしましょう。


“インターネット接続・・”にチェックが無い場合で、“無線LAN”を使用している場合は、取り敢えず“有線LAN”接続を行なっておいてください。殆どの場合は有線接続するだけで使用できる筈です。ディストリに拠っては、ネット接続設定(簡単な)が必要な場合があります。




仮想OSとして、単独のゲストOSをインストールするので“ディスクを削除して・・・”の方の選択で問題ないでしょう。

もし、既に何かOSがインストールされている場合は、“○○が見つかりました。何の様な形でインストール・・”の旨の表示となります。この場合は、ページ“Linux Mint”のデュアルブートを参考にしてください。
仮想OSのゲストOSとしてインストールする場合でもマルチブートは可能です。(余りマルチブートしても意味はないと思います。どうせ同時起動は出来ないのですから。)

此処では、参考までに“それ以外”を選択して、手動でパーティション設定してみましょう。




1を選択して、2の「新しいパーティションテーブル」をクリック。

仮想ドライブは、既にあるパーティションに作成されますが、作成した仮想ドライブは、真っ新のHDDとして扱われます。




上図が表示されるので、「続ける」。



上図のように表示されるので、1の“空き領域”を選択して、2の「追加」をクリック。



上図が表示されるので、基本パーティション、サイズ(SWAPを設けるので少し少なく設定。SWAP量はメモリと同量)、先頭、「ext4」、「/」(マウントポイント)を設定して「OK」。




上図の様に表示されます。
1が作成したOSインストール用パーティション。
2及び2’が残りの空き容量。

SWAPを作成します。
2の“空き領域”を選択して、3の「追加」をクリック。




基本/論理は何方でも良いです。
サイズは残り全部を指定。
場所は、“先頭”を指定。
利用方法は、“スワップ領域”を選択。
(マウントポイント有りません。)
設定後「OK」。




上図のように表示され、間違いがなければ、矢印の「インストール」をクリック。




タイムゾーンの設定
インストール起動時に、言語で日本語を選択している場合は、既に日本が選択されています。
「続ける」。(以下省略。適宜クリックして下さい。)



キーボードの選択。
インストール起動時に、言語で日本語を選択している場合は、既に日本語が選択されています。
変種(右ペイン)は、自分の使用しているキーボードを選択して下さい。
解らない場合は、“日本語”のままで良いでしょう。
(“キーボード入力をここで試してください”の場所に入力して確かめるのも良いです。特に記号キーを確かめて下さい。)




ユーザー情報の入力。
どれも任意名ですが、コンピュータ名、ユーザー名(ログイン時等に使用)、パスワードは忘れないようにメモをとっておきましょう。


スライドショーが表示されながらインストールが進行していきます。




インストールが完了すると上図が表示されるので「今すぐ再起動」。




インストールメディアが排出され、上図が表示されたら「Enter」キーを押す。
自動排出されない場合は、取り出してから「Enter」。


再起動が始まります。
ログイン画面が表示されます。

   

 ユーザ名の入力画面          パスワード入力画面

ユーザー名を入力。 続いてパスワードを入力。




デスクトップが表示されます。


以上でインストールは完了して、デスクトップ表示までの確認は取れました。
通常の(仮想OSで無い)HDインストールの場合は、ここで終了です。

この後は、アップデート(先にダウンロード元のミラーサーバーを変更しておきましょう。)、追加のドライバー(プロプライエタリなドライバー)を有効にし、その他の設定を行って下さい。

そのあとは、アプリ等のインストールを行ったり、デスクトップのカスタマイズを行って自分好みに仕上げましょう。

VゲストOSとしてインストールした場合は、VMware Toolsのインストールも忘れずに!。

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