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VMware Player 3

VMware toolsのインストール

VirtualBoxのGuestadditionsと同じように、VMwarePlayerでも、“VMwareTools”をインストールしないと殆んど使い物になりません。
早速“tools”のインストールを行いましょう。

この設定は、必ずゲストOSを起動して、ゲストOS上で行います。
また、新規ゲストOSを作成する度に必要となります。(VMwareのアップデートを行った場合にも必要となる場合があります。)


VMwareToolsのインストーラの起動

ゲストOSを起動しておいて、VMwareの上部メニューの“Virtual Machine”をクリック。
“Install VMware Tools...”をクリック。




上図の矢印部をクリック。

此処までの操作は、他のゲストOSの場合も共通となります。

ゲストOSがWindowsの場合
インストーラが起動して画面なりに進めば完了します。(とても簡単です。)
注意)
例えば、Windows2000(ホストはUbuntu)をゲストとした場合に、VMwareToolsをインストールする時に、“Microsoft ランタイム DLL KB835732 エラー”が表示されインストールできない場合は、“Microsoft KB835732”で検索・ダウンロード・インストールをしてから、Toolsのインストールを行います。


ゲストOSがLinuxDistriの場合。

此処では参考として、ゲストOSが“Vine”と“LinuxMint”の場合の、VMwareToolsをインストール方法を記載します。

ゲストOS“Linux Mint”に“VMwareTools”をインストール

作業用フォルダとして、“tmp”を使用します。(mediaで行うことも出来るのですが、tmpにコピーして行ってみましょう。)
また、“端末”をあまり使わない方法で行ってみます。

注意)
各ゲストOSでVMwareToolsのインストールを行う前に、アップデートをし、次いで“追加のドライバー(プロプライエタリなドライバー)”を有効にして置いてください。
追加のドライバーでなくとも、グラフィックドライバーのインストールを行って有れば良いです。



LinuxMintの場合。

順番が逆になりますが、LinuxMintの場合を記載します。
LinuxMintをゲストOSのインストールする方法は、次回をご覧下さい。



“Install VMware Toos...”をクリック。




「Install」

仮想CDとしてマウントされ、デスクトップに表示(確かあったと思う?。)されています。

まずは、VMwareToolsをMediaからtmpにコピーすることから始めます。



ファイルマネージャを開きます。
左側ペインのCDアイコン(VMware Tools)をクリック。
右側ペインに上図のように、「VMware Tools-(バージョン番号).tar.gz」と表示されています。(番号2)
アイコンの上で右クリック⇒ショートカットメニューの“Copy”をクリック。




上図の1の“ファイルシステム”又は1’のアイコンをクリック。
上図右側ペインのように表示されるので、“tmp”をクリック。




“tmp”フォルダが開きます。
現在の場所は、/tmpです。(上部下線部を参照)
空いている場所で右クリック(番号1)
ショートカットメニューから“Paste”をクリック。
“VMwareTools-(バージョン番号).tar.gz”が貼り付けられます。(番号3)



“VMwareTools-(バージョン番号).tar.gz”(番号1)を右クリックして、“開き(ここに展開)”ます。
“vmware-tools-distrib”が作成されます。(番号2)




上図は、“ファイルマネージャ”と“端末”が重なっています。
ファイルマネージャに表示されている“vmware-tools-distrib”(前図の番号2)をクリックすると、ファイルマネージャに上図上側のように表示されます。
番号Bで示すファイルがインストーラとなり、此れを起動すれば良いわけです。
なおこの場所は、番号Aで示すように、/tmp/vmware-tools-distrib下に有ります。

端末を開きます。(ゲストOSのLinuxMintの端末です。)

 ~$ cd /tmp/vmware-tools-distrib [Enter] -- (/tmp/vmware-tools-distribに移動します。) (上図番号1)

 ~$ sudo
./vmware-install.pl [Enter] -- (管理者権限で実行します。)(番号2)
 [sudo] password for ログイン名:パスワード入力[Enter] -- パスワードを入力しても何の変化もありませんが正しく認識されています。

インストールが開始されます。

進行中上図最下部のように、[○○]と “[ ] ”で停止している場合は、「Enter」を押して続行してください。
[ y/n]の場合は、yで進行させます。

(もしかして、Loopに落ちいってる場合は、その場所で“n”「Enter」としてください。)




上図のように“Enjoy”と表示されれば無事終了です。
最後に“exit”と入力して端末を終了します。


Vineの場合



“Install VMware Tools...”をクリック。




“/media”にある、“VMwareTools(バージョン番号).tar.gz”を右クリックして“コピー”。




“システムファイル(/)”にある“tmp”をクリックして開く。
空いている場所で右クリックして“貼り付け”



“/tmp”に上図矢印のようにコピーが作成されます。




上図は、ファイルマネージャと端末が重なっています。

 ~$ su -   <--- 管理者権限に移行させます。
 パスワード:  <--- ログインパスワード(作成したゲストOSのパスワード)入力
 # cd /tmp  <--- /tmpに移動します。
 # tar xvfz VMwareTools (バージョン番号).tar.gz <--- ファイルを展開します。ここでは、端末からコマンドで展開してみましょう。
 展開が終了すると、番号5のように“vmware-tools-distrib”というフォルダが作られます。



上図のように展開が進行していきます。


参考)
“su”で管理者権限に移行すると、“$”が“#”に替わります。端末のプロンプトが$か#かによって現在の権限モードが解かります。
 “tar”はアーカイブファイルを展開するコマンドです。
   tarのオプションについて。
   通常オプションの頭には“-”を添付しますが省略可能です。
   “x”:アーカイブ展開には、“-x”オプションを付け省略不可です。
   “v”:実行結果を表示します。
   “f”:保存対象がファイル。
   “z”:gz(gzip)圧縮されたファイルであることを指定。
      bzip2圧縮の場合は、“j”を添付。





上図の様に“vmware-tools-distrib”を開くと其の中に“vmware-install.pl”(番号2)というのが有り、此れがインストーラとなります。(此れを実行させます。)

 # cd ./vmware-tools-distrib ・・・・・ /tmp/vmware-tools-distribにディレクトリ移動します。(番号3)
 # ./vmware-install.pl ・・・・・ 現在のディレクトリ下にある“vmware-install.pl”を実行します。(番号4)



上図のように、“[ ]”の個所で「Enter」、又、“y/n”は“y”で進行させます。(結構な個所数があります。)




上図のように“Enjoy”が表示されれば大丈夫です。
此れで終了なので、# exit、$exitとして端末を終了させます。

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