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Ubuntu XP 計画−番外3(LubuntuXP)

今回は、前回のLubuntuインストール作業に引き続いき、Lubuntuの設定とXp化作業を行います。

取り敢えずLubuntuの設定を行っておきましょう。

アップデート



(スタート)→“システムツール”→“ソフトウェアの更新”と開いて、アップデートを行っておきましょう。


ミラーサーバの変更と追加のドライバーのインストール。
ミラーサーバーの変更
ミラーサーバーの変更は、“アップデート”のまえに行って行っておいた方が良いでしょう。
(スタート)→“設定”→“ソフトウェアとアップデート”を開きます。



“ソフトウェアとアップデート”が開くので、「Ubuntuのソフトウェア」タブを開きます。

ダウンロード元:[ 日本のサーバ ] の“日本のサーバ”をクリック。
“その他”をクリック。
表示リストから、場所が近いと思われるサーバを選択。
設定すると、認証パスワードを求められるので入力。

追加のドライバー
「追加のドライバー」タブをクリック。(ビデオドライバーのインストールです。)



1にドライバーが表示されている場合は、1を選択して、2の「変更の適用」をクリック。
無い場合は、何もせず閉じます。
(ドライバーを適用する前にアップデートを行っておいて下さい。)
追加のドライバーインストールには、認証パスワード入力が必要。

Lubuntuのファイルマネージャや、アプリを開く場所を開く場所を見てみましょう。

ファイルマネージャを開くには?。



上図の下部の左から2番目のアイコンでファイルマネージャ(PCManFM)が開きます。



矢印の箇所が“場所”の場合は左ペインが上図の様に表示されます。



場所が、“ディレクトリツリー”の場合は上図の様に表示されます。

アプリを開くには?。



上図の矢印で示す下部左端のアイコンから開きます。
Windowsっぽいですね。

設定やツールを開くには?。

 
 “システムツール”                 “設定”

アプリを追加インストールするには?。
“システムツール”の“Lubuntuソフトウェアセンター”から行います。


上図が表示されます。
アプリは、カテゴリ別に分類されています。

Lubuntuの標準Webブラウザは“Chromium”です。
“Chromium”より軽量と思われる、“Midori”をインストールしてみましょう。

上図のカテゴリ“Internet”を選択。



カテゴリ“Internet”のリストが表示されるので、下にスクロールすると“Midori”(矢印1)が有ります。
Midoriを選択(反転表示)し、矢印2の「バスケットに入れる」をクリック。



1のアプリバスケットをクリック。
下のパッケージ欄にインストールされるプログラムのリストが表示されます。
(依存関係で必要なものもインストールされます。)
2の「パッケージをインストール」をクリック。
パスワードを入力。
インストールが実行されます。


インストールが完了すると上図が表示されます。(カーソルを合わせると、右上に(X)が表示されるので表示を消す。)

参考)


既にインストール済の場合は、右端に矢印で示す“チェック”が付いています。



上図の様にカテゴリ“インターネット”登録されています。
上図上側矢印が通常のWebブラウザのMidoriで、下側はプライベートブラウジングです。

早速起動してみましょう。上側矢印のMidoriをクリック。



初期状態では、上図の様にエラーが表示されました。(多分URLが変わってしまったか、間違っているのでしょう。)

上図上側の「DuckDuck Go」と書かれた場所に、“google jp”と入力。



上図が表示されます。
問題なく動作しているようですね。

CCSM(Compiz Config Setting Manager)のインストール。
いろいろな設定を行うことができます。



“CCSM”は、カテゴリ“Themes & Teaks”にあります。(上図矢印)

序でに“Main menu”もインストール。



メインメニューはカテゴリ“Utilities”にあります。(上図矢印)




インストールした“CCSM”と“メイン・メニュー”は、“設定”にあります。

CCSM(Compiz Config Setting Mamager)



CCSMを開くと上図の様に表示されます。
例えば、Gnome互換性をWクリックすると詳細画面が開きます。



Gnome互換性を有効にする場合は、左ペインの矢印の頭にチェックを入れます。
右ペインで各種設定を行います。
前の画面に戻るには、左下の「戻る」です。



上図は“一般オプション”ですが、非常に多くの設定項目があります。
選択するカテゴリの項目により設定できる項目数が違います。

メイン・メニュー
メインメニューは、“(スタート)→各カテゴリ→各項目”の表示の設定を行えます。
不要なものは消して表示を見やすくしておくと良いでしょう。
メインメニューは、表示しないだけで、アンインストールはしません。



上図は、カテゴリ“設定”を選択(左ペイン)したところです。
右ペインの各項目の頭のチェックを外すと、スタートメニューに表示しなくなります。
(注意:上図右ペインの項目“メイン・メニュー”のチェックは外さないでください。外してしまうと面倒です。)
上図左ペインの一番上の“Applications”を選択すると、カテゴリ其の物の表示・非表示の設定もできます。

パッケージ名が予め分かっている場合は、端末で“$ sudo apt-get insutall パッケージ名”の方が手っ取り早いかと思います。

前回の最初の方で行ったバックアップのブックマークやメールをLubuntuのアプリに移行しておきましょう。
Lubuntuでは、WebブラウザがChromeですが、HTML形式でバックアップが採ってある場合は、其れをインポートしましょう。
メールはSylpheedですが、Thunderbirdをインストールしておいたほうが良いかもしてません。
Webブラウザは、Chromeですが、軽量な“midori”と入れ替えたほうが良いかもしれません。


此処からは少しだけ、LubuntuをXp風にする設定を行いましょう。

(スタート)→“設定”→“ルックアンドフィールを設定します”をクリック。



“ルックアンドフィールを設定”が開いたら、「ウィジェット」タブの左ペインで“Redmond”を選択して「適用」。



「アイコンテーマ」タブで“elementary”を選択。



「ウィンドウ境界」タブで“Mikachu”を選択して「適用」。



上記のようになりました。かなりXPっぽくなったと思いませんか?。

でも“何か寂しい”。
WinXpを使用していた時、デスクトップに沢山のショートカットアイコンを貼り付けていませんでしたか?。
では、デスクトップにアプリのショートカットアイコンを貼り付けてみましょう。



(スタート)から、貼り付けたいアプリまで開き、アプリ名の上で右クリックし、“デスクトップに追加”。



デスクトップに適当にアイコンを貼り付けてみました。
かなり、Xpっぽくなったでしょう。


此処からは、番外編。
デスクトップ上部にもパネルを設置。
私の場合は、デスクトップは何もない方が好きなので、その分常用するアプリのショートカットアイコンをパネルに貼り付けています。
しかし、1つのパネルに沢山のアイコンは貼り付けることができません。
沢山貼り付けると、タスクバー(ウィンドウリスト/起動中のアプリの表示)の箇所も狭くなってしまいます。
と言う事で、デスクトップ上部にパネルをもう一つ追加してみましょう。



下部パネル上で右クリックして、“新規パネルの作成”をクリック。


上図の様に、デスクトップ上部にパネルが新たに設置されました。
(パネルが2つあると、万が一一方のパネルが無くなってしまっても、もう一方のパネルから復元することが出来ますが、1つしか無い場合に、そのパネルが無くなってしまうと、復元は難しくなります。)


上側のパネル上で右クリックすると上図の様に表示されるので、“パネルのアイテムの追加・削除”をクリック。



「パネルアプレット」タブを選択し、「追加」をクリックすると次図が表示されます。。
複数のアプレットがる場合は、「上へ」「下へ」ボタンで移動して表示順を設定でき、一番上が左端となります。
要らないアプレットは、選択後「削除」。



上図が表示されるので、リストからパネルに表示したいアプレットを選択して「追加」。

パネルの設定
パネル上で右クリックし、“パネルの設定”をクリック。



「外観」タブを選択し、上図の矢印の[色の指定箇所]をクリック。



2の白線部分をドラッグして色相を選択し、1のカーソルをドラッグして彩度と明暗を指定。
3のバーで透明度を指定します。
上記の設定は、4の場所(右半分)で確認できます。


上図の様な半透明のパープルとしてみました。



アプレットを追加したままでは、全て左よりに表示されます。



左右に分けてアプレットを表示したい場合は、分けたい部分に“空白”を追加し、空白の「引き伸ばす」の項目にチェックを入れます。
前図の様に左右に分かれて表示されます。
Lubuntuのパネルの設定項目には、“移動”等でパネル上に自由に設置できないので、このような方法を取りました。
(若しかしたら、別な方法が有るのかも?。余り詳しくは見ていないので現時点では此の状態です。)


上部パネルの左端にも“メニュー”(スタート)を配したので、此処からもメニューを開くことができます。
(慣れると上からの方が使い良い様な気がします。)

パネルに、アプリのショートカットアイコンを追加しよう。
“パネルのアイテムの追加・削除”の「追加」から“アプリケーション・ランチャー”を追加します。


ランチャーのある場所で右クリックすると上図が表示されるので、‘“アプリケーション・ランチャー”の設定’をクリック。



上図が表示されるので、1の様に右ペインで登録したいアプリを選択して、2の「追加」を押すと、左ペインで3の様に表示され、パネルに反映され複数登録可能です。削除は、左ペインで要らないものを選択しておいて「削除」。

以上です。

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