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ミニスタジオを作ろう 12


曲を作ってみよう 6 (MSPドラムパターン打ち込み編2)

入力音の削除とコピー

もし間違って入力した箇所が沢山あったり、入力箇所が必要なくなった場合は。


図1
例えば、図1の入力箇所が全て必要なくなった場合は、纏めて消しましょう。


図2
纏めて消すには、まずエディットモード(上図の1をクリックして、2の様に、何も表示されていない状態にする)にします。
消したい場所の外側をドラックします。

上図の3辺り(次の小節に入力されている場合は、消したい箇所の最後の入力音符の頭の部分が範囲に入れば良い)まで範囲に入れればよいです。(上下方向にも音符が入力されている場合は、消したい音符表示の半分くらいまで含めると良いです。)
ドラック中は、上図の様に黒く表示されますが、クリックを離すと、反転表示(図3を参考に。選択した音符が四角い枠だけ表示されています)に変わります。
この状態で「Del」キーを押します。又は、右クリックから「削除イベント」(図3のショートカットメニューを参考に。)をクリックします。

コピー&ペースト
入力したドラムパターン(1小節分)をコピぺしよう。



図3

前に入力したドラムパターン矢印1の1小節分を、図2の要領でドラッグ選択します。
上図3の様に反転表示になります。
上図の2辺りで右クリックすると、上図右の様にショートカットメニューが表示されます。
上図の矢印3のコピーをクリック。
上図の右下側矢印(番号無し。忘れました。)辺り(次の小節先頭に近い場所。マウスカーソルの辺り)で右クリックして再度ショートカットメニューを表示させます。
矢印4の貼りつけイベントをクリック。



図4
上図の様にコピペ(コピー・ペースト)されました。


図5
図3の手順で4小節分コピペします

再生してみてください。
如何ですか?。

参考)ループ指定
4小節分ですので、そんなに長く聞いていることは出来ませんね。
もう少し長く聞いてみたい場合は、再度“最初から再生”でも良いんですが、ここはループ(リピート)を設定してみましょう。


図6
ループ(リピート)指定。
上図中ほどに数値の並んでいる箇所がありますが、ここの3段でループ指定を行ないます。
上から1段目は、再生開始箇所の指定です。
2段目は、ループさせる場合、何処に戻すかの場所指定。(指定が無い場合は、先頭に戻ります。)
3段目は、何処から戻すかの場所指定。
其々、先頭の□にチェックを入れると有効になります。
上図では、1小節から再生をはじめ、4小節の終わりまで再生したら2小節目先頭に戻り再生します。この後は、2〜4の繰り返し再生を停止するまで再生します。

ループ位置指定方法。


図7
図6の数値部分をクリックすると、図7が表示されます。
小節単位と時間単位が選べますが、曲の打ち込みには小節単位の方が良いでしょう。

開始部分や、何処に戻るかの指定は、其の小節の番号を入力すればよいですが、どこから戻るかの指定は、再生したい最後の小節の次の小節の頭を指定するほうが簡単でしょう。其の場合は、最初の欄(左の欄)は小節の頭の番号、次の欄(真ん中の欄)は、拍(ビート)を指定しますが、1拍目を指定します。更に右側の欄は、0を指定します。
再生を戻したい最後の小節を指定したい場合は、小節番号、拍は4拍子なら4を指定、最後の欄は、959を指定します。(959を入れるのは、1拍の分解能がMSPは960だからです。)

ループを使うと、停止するまで繰り返し再生されます。

参考)
上図の“Metronome”は、メトロノーム(クリック音)の発音で、再生・録音別々に設定できます。□の中にチェックを入れると再生されます。

テンポを変えてみましょう。
同じ曲(パターンでも)少しテンポを変えると感じが変わります。



図8
曲のテンポ指定は、上図の1の数値部分をクリックすると、左赤枠内のように表示が変わります。数値又は▲▼で変更します。
一時的に、大雑把に速度変更をして見たい場合は、2をクリックすると、プルダウンメニューが出ますので、其の中から選択します。使用しない場合や、使用が終わった後は必ず“1xPlay”にしておいて下さい。

ソフトウェアキーボードの使用。


図9
メニューバーの“表示”をクリックして、“ソフトウェアキーボード”をクリックすると表示されます。


図10


表示されたソフトウェアキーボード。
上図の中央付近を見ると、黒鍵に、ASFGJKL・・、白鍵煮ZXCVBNM・・と表示されていますが、これは、是等表示のキーは、PCのキーボードでも代用(入力)出来る事をあらわしています。なお、オクターブ移動は、上図の右上の“Oct □”で変更します。
慣れると、マウス入力よりも、キーボード(PCキーボードの方)入力の方が速いと思います。特にドラムやパーカッションのパターン入力には持って来いです。(練習すれば、PCキーボードでのメロディー等のリアルタイム録音も出来るかも?。)
キーボードの右下の、“<<”は1小節戻る、“<”1音戻る、“=”音長を倍にする、“>”は次の音進む、“>>”は次の小節に進むです。

残りのドラムパターンを打ち込みましょう。

先ほど4小節にしたパターン1を1小節に戻しましょう。(2〜3小節をドラッグ選択後に、「Del」キーを押します。)

残りのドラムパターンを入力しておいて下さい。(其々1小節分良いです。面倒でもパターン4位まで入力しておいて下さい。)



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