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私のパソコン遍歴


私のパソコン遍歴

私がパソコン(以下PC)を使い始めて30年経ちました。

最初は、8bitのパソコンでした。

1代目 FM-7
フジツウのFM-7という機種でした。
CPUクロック:2MHz/メモリ32KB/FDD(フロッピーディスクドライブ)というもので、当然現在ついている、CD、DVD、USBメモリーなどは有りません。 FDDは、3.5インチドライブが内蔵されていましたが、外付けドライブとして、5インチドライブも増設しました。
3.5インチフロッピーディスク(以下FD)は、現在でも販売されていますが、5FDは現在目にすることは有りません。5FDは、形状が薄いビニール状の円盤に記録するための磁性体(ビデオテープの記録面と同じようなものです。)が塗られ、紙のジャケットに入ったものでした。、
USB等という規格も有りませんでした。
メモリ32KBとは、どの位の容量かと言うと、現在のPCでは、1GB以上載っているのが普通ですが、KBとはGBの1/1000のさらに1/1000の単位です

参考) Byte (1B)
接頭単位が何も付いていない一番少ない基本容量が1Bです。
この1Bの1000倍が1KBです。1KB=1000B
さらに、1KBの1000倍が1MBです。1MB=1000KB=1000,000B
さらに、1MBの1000倍が1GBです。1GB=1000MB=1000,000KB=1000,000,000B
単位は、1000倍する毎に、K(キロ)、M(メガ)、G(ギガ)、T(テラ)、P(ペタ)、E(エクサ)となります。
なお、1KB=1000Bと書きましたが、正確には、1024Bとなります。
これは、コンピュータは、2進法で動作しているためです。
1bitであらわされる数は、0と1の2つしか有りません。
10bitであらわすと、1111111111(2進数)=1023となり合計1024となります。
したがって、1KB=1024Bとなりますが、通常端数まで表示せず、1000単位で表示しています。
たとえば、1MB=1000,000Bと表示しますが、正確には、1048576Bとなります。
ただし、HDなどの表示の場合
例えば、1GB(現在こんな小さなHDは有りませんが。)の容量を表すのに全容量を10進法で表し、
単位を、MBやGBで表示してる場合が有ります。
この場合は、1GB=1073MBと表示されています。
しかし、PCは、1024MBと表示します。なんか損した気分ですが、この表示方法は、合法です。

周波数(Hz)
Hz(ヘルツ・以前は(C/S)サイクルとも言いましたが、現在はヘルツです。)も同様に大きくなるにつれ、
K、M、GHzとなります。

bit(ビット)とByte(バイト)其々b(bit)、B(Byte)と略記されます。
bitが8つで1Byteです。(8b=1B)
詳しくは、ここから開く“単位について”のページを参考にして下さい。



2代目 FM-77
FM-77○○というものでした。
 (○○に何か付いていたように思いますが、忘れました。なにぶん昔の話なものですから)

3代目 FM-TOWNS
当時、16bitのPCが出ておりましたが、この16biというのは、非常に中途半端です。
多分16bitの時代は早く終わるだろうと思っていました。
なので、32bit機が安価に出るのを待っておりました。既に32bit機も出ていましたが、とても高価でした。
ある日、お昼のNHKニュースでフジツウが“30万円を切る32bitマシンが発売する”というニュースが流れました。
(当時は、この様な事でもニュースになったのですね。)
発売日を待って早速買いました。FM-TOWNSという機種でした。

このころは、NECのPCが全盛の時代で多分一般用PCでは、シェアの8〜9割を占めていたようです。
(オフィスPCでは、このシェアが逆転して富士通が優勢でした。)

このFM-TOWNSは、次のパソコンを買った後も、引き続き長い間使用していました。
このTOWNSには、音楽用の機器やソフトを増設していました。
現在で言う所の、DAW(デスクトップ・オーディオ・ワークステーション)とも言うべきソフトで(ただし、MIDI専用)、当時の価格で10万円弱だったと思います。
当時の私には非常に高価なソフトでしたが、何とか買いました。
EUPHONY(ユーフォニイ・多分スペルはこうだったと思います。)というソフトでしたが、とても使い良かったです。
次のPCを買ってからも、このPCは使いつずけました。(当時のPCは機種が違うとソフトが使用できなかったためです。)

4代目 Sony VAIO(機種名は忘れました。)
モニター・キーボード・マウス等はセットで販売されているの普通ですが、このVAIOの機種は、本体のみで、付属品は一切ありませんでした。
本体のみでも、30万円強だったと思います。

5代目 富士通の普及品(型名等忘れました。)

6代目 Sony VAIO(機種名忘れました。)
廉価版の普及品です。サブ機として買いました。

このVAIO以降は、自作道邁進となりました。

自分用に、3台ほど作りました。その他家族用や知人用に4台ほど作りました。

6代目VAIOは、改造に走りました。数年前まで、Net用につないでありましたが、電源が入ったり、入ら無くなったりする様になり引退となりました。
(直すのが面倒だったので。)

自作の後は、ノートPCを使うようになりました。
特に最近は、ノートPCのみとなり、デスクトップPCは殆どお蔵入りの状態です。
ノートの自作は、PCパーツショップで出しているベアボーンキットのみとなり、多くの種類は有りません。
デザイン(色は殆ど黒のみ)も選べませんし、デザインも殆ど似たり寄ったりです。ですのでノートの自作は諦めました。
最近は、このノートPCベアボーンキットも無い様ですね。殆ど見かけません。

この様に、現在までに、メーカー製(デスクトップ・ノート合わせて10台、中古・貰い物も有ります。)、自作機(新規自作6台)、その他メーカー品を改造したもの2台と使用してきました。最近自作は余り行っていません。


古いPCの再生
ノートPCに興味がわき、私の自作道が終わりのころ、娘が勤め先から、新機種が導入されたため、不要になったPCを貰ってきました。
Windows(以下Win)98の古いPCです。モニターが21インチの大きなものがつていました。モニターは、自作機のモニターに流用しました。
PC本体は、IBMのAptiva E-52Mというものでした。
スペックは、CPUクロック667MHz、メモリ128MB、CD(読み取り専用)、FDD付きというものです。
早速、改造にかかりました。
まず、メモリを手持ち部品から256MBに増設し、光学ドライブも、読み書き可能なものに変更しました。
当然HDDも容量を増やしました。
OSはWin2000を載せることにしました。
Win2000様の必要なドライバーを探しました。
光学ドライブ用のドライバーは有りました。(ドライブに付属のものです。)
“えっ”、ネットで調べるとAptiva E-52MのWin2000用のドライバーが有りません。このPCは、IBMでサポートしておらず、ドライバーが手に入りません。ドライバーが無くては、まともに動きません。
しかし、まだ手は有ります。
PCメーカーでドライバーを出していなくても、マザボメーカーやチップメーカーで出している汎用ドライバーが使える事が有ります。
メモリやCD、HDDを交換した時、マザボ(マザーボード)のメーカー(メーカーはASUS)、型番を確認しておきましたので、これを元に、ASUSのHPから似た型番のもので使えそうな汎用ドライバーを幾つか探しました。
メーカーPCのマザボでも、マザボメーカーのOEM品が使われていますが、OEM品と同じマザボが販売されることは有りませんが、似たものは出ている事が有ります。
使えそうなドライバーをインストールしてみました。
結果、割とスムーズに進み、無事Win2000のインストールに成功しました。


私の使用したOS(オペレーティング・システム)
32bit以降の話です。
OS(オペレーティング・システム)は、初期のPCはOSが、メーカー独自のものが乗っており、Windowsは有りませんでした。
その次に、MS−DOS(MS-ディスクオペレーティングシステム)を使用しました。当然シングルタスクのものです。
その後、マルチタスクのWin98、Win2000(WindowsNTは2000の前のバージョンです。)、WinXP、WinVISTAと使用してきました。
現在は、Windows7(64bit)となりました。)

Win98が発売された時は、物凄い人気で、徹夜で並び購入しているのがニュースで報道されましたね。私はWin98には、興味が無かったので購入しませんでした。なぜかというと、早い時期に、WinNTに乗り換えてようとしていたからです。其の後Win2000が発売されましたが、左程徹夜で購入するほどの混乱振りは有りませんでした。NT(Win2000)は、業務用(会社事務関連)で使用する事を、目的として開発されたOSだったため一般の人は余り使用していなかったせいでしょう。Win98の時は、良くブルーバックエラー(システムの致命的エラーを起こすとこの画面になります。)が出ましたが、Win2000はとても安定していました。WinXPが発売される以前は、Win98系とWinNT系の2本立てでOSが有りましたが、WinXPで統合されました。

WinXPが発売される1つ前に、Win98Meなるものが有りましたが、私は、既にWindows2000に移行していたため、使用した事が有りませんでした。


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