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自作デスクトップPCの組み換え


大変です。
なにが!。
マザボのコンデンサーがパンクしていました。

私が現在も所有し使用しているデスクトップPCは次の2台の自作機です。
(他にも、数台の古いPCが有ります。)
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A機は、当サイトの何処かのページでも触れましたが、オーディオ出力に真空管バッファーを使用したマザーボードで、オーディオ(Sound/Music)専用マシンとして使用。
CPU:ペンティアム4-2.4GHz、メモリ:1GB、HDD:80GB+80GB
オーディオ:出力アナログ10ch、入力8ch、MIDI64ch+16ch
接続ミキサー:アナログ16ch出力、入力8ch、デジタル入出力各2ch、MIDIコントロールにより32CH(16chムービングフェーダー)コントーロル可能。
しかし、此のマシンは、オーディオ出力の片chが駄目になっています。
もしかしたら、USBオーディオ出力などを使用すれば使用できるかもしれません。
今のところ、オーディオ以外の故障個所は無いようでまだ使えると思います。
現在は、このA機からノートPC(WinXP)がオーディオ(Sound/Music)専用マシンの座を取って変わっています。

B機は、以前メインとして使用していた物(A機目と併用使用。B機目の方が先に作成)です。
CPU:ペンティアム4-2.45GHz、メモリ:1GB、HDD:160GB+80GB(リムーバブルケース入りで、数台取り換え可能)
ビデオボード追加でデュアルディスプレイ対応
デュアル光学ドライブ(DVD2台)
デュアルTVチューナー(カノープス/MTV3000W)搭載。
IEEE1394ボード(3ポート)搭載
こちらも、現在は、ノートPC(Vista)マシンが取って代わっています。

A・B機共にOSはWin2000です。

最近は、デスクトップPCは殆ど使用する事は有りませんでした。
殆ど、ノートPCに取って代わっています。(Win-7、Win-Vista、Win-XP等5台ほど有ります。)
最近めっきりと使わなくなったデスクトップPCを、それぞれの部品を使って1台に組みかえようと思いました。
PC1台分のスペースも空きますしね。
ケースは、A機のを使用。(B機のケースは、前面パネルに1部破損個所が有るためです。)
マザーボードは、B機のを使用(A機のマザーボードはオーディオ回路に故障個所あり。)
この他に、DVD3台、FDD2台、マルチメモリリーダー(コンパクトフラッシュやSDメモリ等4種類に対応)2台、メモリ512MB4枚、その他が有りますが、今回はシンプルにメモリ1GB、HDD160GB+80GB、DVD1台、FDD1台(必要は無いのですが!。)で組み替えようと思います。


早速A機をバラします。



上図は、解体前のA機の内部です。




解体後のパーツです。左上から、HDD2台、ビデオボード、下左からIEEE1394ボード、チューナーボード、メモリ512MBが2枚




マザ-ボード(まだCPUは付けたままです。)。左上に真空管の6DJ8(6922)が見えます。




CPUファンを外し、CPUが見える状態です。(シリコングリスは拭き取ってあります。)
組み付け時は、B機のマザボに上図のCPUを取り付ける予定です。(ペンティアム4/2.54GHz)
ケースは、此のA機のケースを使用します。




真空管6DJ8(6922)の拡大




電源部も外して何も無い状態です。


続いて、B機をバラします。

B機もA機と同様ですが、CPUは、ペンティアム4/2.4GHzです。
光学ドライブは、DVDが2台搭載されています。
チューナーボードは、カノープスのWチューナーボードです。
ビデオボードが追加してあり、Wモニタ対応にしています。
B機は、リムーバブルHDDとしていたので、HDDは4台ほど有ります。

解体終了
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早速組み付け開始です。

と、ここでマザボを取り付けしようとしていた時気がつきました。
偶然目にとまったコンデンサーの上部が汚れているのです。
“おやっ”と思い良く見ると、上部が僅かに盛り上がっています。
コンデンサーがパンクしているのです。
良く調べると、9個ほどオイルコンがパンクしています。
以前使用していた時、「パチッ」と音が聞こえた事が有ります。
此の時オイルコンのどれかがパンクしたのでしょう。
そのあと、使用していなかったのでマシンの不調に気がつきませんでした。

駄目元でコンデンサーを打ち変える事にしました。
1種類は、古いコンデンサーは有りましたが、かなりの年数が経っているので、コンデンサーを手配します。
余り古いコンデンサーや、1度使用したコンデンサー等は、トラブルの元です。
特に、古いコンデンサーは、容量抜けを起こしている事が有ります。
(一応計測した所、使えるようでは有ります。)
全て新品を購入する事にします。
10Φ1500μF/6.3Vが3か所、8Φ1000μF/6.3Vか6か所分です。
外径が、上記以下で無いとまずいです。何しろ、マザボはパーツの隙間が余りないですから。

ネットで探したところ、なかなか一軒の店で揃わず、複数の店からの購入も考えましたが、複数の店にすると、送料や手数料が高くなるので、1軒の店で、8Φ1500μF/10V、10Φ1000μF/16Vを購入する事にしました。
何しろ、PC用オイルコンは、1個数10円の物ですから複数の店で買うと送料・手数料の方が随分と高くなってしまいます。
一応8Φ680μF/16Vも頼みました。10Φ1000μF/16Vが使用できない場所に使うつもりです。
(実際には、8Φ1000μFの箇所で、1か所は8Φ1500μFを使用しました。)

数日後注文品が手元に届きました。

早速打ち替え開始です。
何しろ、マザボはパーツ間隔やパターンの間が狭いので大変です。
特に、パーツを外すのに苦労しました。
余り熱を掛けられません。
マザボは、5〜6層基板ですから、外から見て異常が無くても内部でどうなってしまうか解りません。
気合を入れて、尚且つ慎重に作業をします。
パーツを外すのに時間が掛かります。
スルーホールの中にハンダが残ってしまい、なかなか除去できません。
1時間半ほど掛かって6個ほど付け替えました。
7個目にミスをしてしまいました。
極性を逆にしてしまったのです。
まだ、差し始めたばかりなので、直ぐに修正しました。
が、ここで気持ちが切れてしまいました。
残りの2個は、拡張スロットの間に有ります。
此の辺の拡張スロットは使用しないので、もしかしたら、交換しなくても何とかなるのではと思い、ここで作業中止としてしまいました。
(ビデオボード専用スロット以外に、拡張スロットは、全部で6本有ります。)
今回は、拡張ボードの使用の予定は有りません。
(もしかしたら、RAIDボードは使用するかもしれません。)

取り合えずモニター、キーボード、マウス、LANを接続して電源を入れてみます。
(画面に、BIOS選択画面が表示されれば、無事完了で此のマザボは使えるでしょう。)
無事画面表示が出ました。
早速、BIOSの設定を確認します。
OSが何も入っていませんので、通常は此処で終了となります。
しかし、LinuxのライブCDが数種類有るので、これらのうち、Puppyを試してみます。
Puppyが無事起動しました。
早速LAN設定をしてインターネット接続をして見ます。
これも無事接続しました。
少しネット等を試して終了します。

少し時間をおいて、2度ほど同じように試します。

問題無く使ええます。
何とかコンデンサーの打ち替えは上手くいったようです。
コンデンサーの打ち替えを行ったので、上手く動くか心配(多分駄目だと思っていました。)でしたが、結果的には上手くいったようです。

組み付け完了



上図は、まだ配線を纏めて整理していないので雑然としています。
空気流通を考え配線はきちんと纏めておいた方が良いです。

B機のマザボはビデオ搭載なので、もう1枚のビデオボードは外しました。
B機からの流用品は、マザボとメモリとHDDリムーバブルケースです。
拡張スロットの一番上の黒いスロットがビデオボード用AGPスロットです。
拡張スロットには、何も載せませんでした。
背面ファンを1機増設して2機にしました。
CPUファンも余っていた物が有ったので取り替えました。
純正品のCPUファンより冷却効率が良いようです。
ケース・電源・CPUは、A機に搭載していたものです。



上図は、サイドカバー/フロントカバーを外した状態です。

1番上が、DVDドライブで、その下は、リムーバブルケースに取り付けられたHDDです。
真中変に見えるのが、FDDです。
5inchベイが空いているので、何かアクセサリでも付けましょうかね?。
取り合えず、HDD(5inchベイ用HDDマウンタを取り付けて)を付け、前面に冷却ファンでも取り付けようと思っています。


此の後は、OSとして、Win2000と数種のLinuxを搭載予定です。
(Winは無くても良いのですがね!。)


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