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ファイルマネージャ
ディストリビューションによってファイルマネージャが違います。
ファイルブラウザを開いて、ファイルの移動したり、コピー貼り付けしたり、マウスで操作できますね。
これって非常に便利ですね。
例えば、色々な設定などを行う場合に、システムファイルの移動やコピペを行う必要がある場合に、通常のファイルブラウザからは行えません。
通常は、端末からコマンド操作で行うことが多いのですが、通常のファイルの様にファイルブラウザ上でコピペ等で操作ができると、コマンド操作があまり得意でない方にとっては便利ですね。
実は出来ます。只、通常のようにファイルブラウザを開くのではなく、Root(管理者)権限でファイルマネージャを開くと行えます。
ファイルブラウザを、Root(管理者)権限で開くにはチョットだけ端末を使います。
例えば、Ubuntuならファイルマネージャは“Nautilus”です。
端末から単に通常のファイルブラウザを開くには、“〜$ nautilus”ですが、これをRoot権限で開くには、端末で“〜$ sudo nautilus”を実行し、パスワードを入力するとファイルマネージャが開きます。
開き方は、同じファイルマネージャでも、ディストリによって違う場合があります。例えば、Parsix(デスクトップはGnome)の場合は、“$ sudo nautilus”では開けませんが、“$ su -”後に“# nautilus”で開くことができます。
ファイルマネージャの開き方。(下記を端末で実行すると、パスワードを求めてくるので入力する。)
“開き方”が“$ sudo”の場合は、“$ sudo Name”
“開き方”が“#”の場合は、“$ su -”の後に“# Name”
例)
sudoの場合。
〜$ sudo nautilus
パスワード入力
ファイルマネージャが起動。
端末の終了は、$ exit
#の場合
〜$ su - <--- 管理者権限に移行。suについては後記。
パスワード入力
# nautilus <--- 管理者権限なので、プロンプトが$から#に変わる。
ファイルマネージャが開く。
端末の終了は、1回目の# exitで$へ戻り、2回目の$ exitで終了。
ファイルマネージャ 開き方 Name
採用ディストリビューション Nautilus $ sudo nautilus Ubuntu/gNewsense/ZorinOS/Ultimate-Edition # nautilus parsix/Canaima/Debian/ SpaceFM $ sudo spasefm ArchBang Dolphin $ sudo dolphin Chakra/ # dolphin openSUSE Thunar $ sudo thunar CrunchBang/NatureOS/VoyagerPuredyne
DreamLinuxPCManFM $ sudo pcmanfm Knoppix Nemo $ sudo nemo LinuxMint
主に、デスクトップがGnomeではNautilus、KDEではDolphinが使用されます。
*su について。
“su -”と“su”の違いは“-”が付くか付かないかです。(冗談)
“-”が付くか付かないかで環境の引き継ぎ具合が変わってきます。
“-”が付かない場合は、環境を引き継ぎますが、“-”が付く場合は環境を引き継ぎません。
ってどういう事。
例えば、“su”の場合のホームディレクトリは、/home/・・・になりますが、“su -”の場合は、/rootになります。
此れは、# pwd で確認できます。
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