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Pear Linux 6
PearはUbuntuベースのフランス産のディストリです。
2013/10現在の最新バージョンは、“Pear OS 7”です。
Pear6までは、“Pear Linux”となっていましたが、7では、“Pear OS 7”となっています。
Pear6では、32bit版と64bit版の選択ができましたが、“Pear OS 7”からは全て64bit版となり、デスクトップ版とサーバー版の選択ができるのみのようです。
最新版のダウンロードは下記から。
http://pearlinux.fr
表示された画面の、上側(下線)、又は、下側(矢印)の「Download」をクリック。
上図が表示されます。
前図の1を開いた場合は、上図左の様に表示され、2を開いた場合は上図右のように表示され直ぐにダウンロードが始まります。HashCheckを行うのであれば、1の方が良いかと。
なお、2の下のMirror2の方は、タイムアウトで接続できませんでした。
今回は、“ライブCDの部屋”様の“Pear6”の32bit日本語版を使用します。
ディストリによっては、日本語化設定は結構面倒な場合がありますが、日本語版ならこの面倒な事はしなくて済みます。
ダウンロード(ライブCDの部屋のミラーサーバ(理研)から落とします。)
http://ftp.riken.go.jp/Linux/simosnet-livecd/pearos/
ダウンロードしたファイルでライブ版を作成。
Hash値のチェックについては、ページ“Hash Check”、CD/DVD作成については、ページ“ライブCD/DVDの作成”、ライブUSBメモリ作成は、ページ“ライブUSBメモリの作成”、BIOSのBoot設定については、ページ“BIOSのBoot設定”を参考にしてください。
早速ライブ起動してみましょう。
“Boot the Live System”を選択。
ライブ版が起動して表示されたデスクトップ。
左上の“Pear Linux 6”をクリックすると上図のように表示されます。
上図を見ると、大凡のPearの操作方法が解りますね。(何となくUbuntuのDashみたいな感じでしょうか?。)
と言う事で、今回は此の儘HDDにインストールして、アプリなどの細かい点については後で見てみましょう。
デスクトップの“Install Pear Linux”アイコンをWクリック。
インストーラは、Ubiquityのようですね。
上図の様に、“日本語”を選択せずに、デフォルトの“English”のまま「続ける」。
“日本語”選択して続けると、次の画面から先に進まないようです。若しかしたら長時間待てば進むのかも?。
言語選択は“English”のまま進みましょう。
言語選択で“English”の選択でも日本語表示となっています。
“□ インストール中にアップデート・・”と“□ サードパーティ・・”にチェックを入れておきましょう。
(上記両者をダウンロード・インストールする分時間は余分にかかります。)
このあとパーティション設定ですが、手動(その他を選択)でPearLinuxの場所とSwapを設定します。
OSパーティションには、マウントポイントに“/”を指定して下さい。
タイムゾーンの設定。
既に“Tokyo”が選択されています。
キーボード選択
既に、“日本語”(Japanes)が選択されています。
ユーザー情報の入力。
パスワードは、必ず設定しましょう。(自動ログインにする場合でも、設定して下さい。)
“◎ログイン時にパスワードを要求する”の方を選択しましょう。
自動ログインはあとでも設定できます。(多分?)
インストールが進行していきます。
インストール完了時に上図が表示されます。
「再起動」
再起動後のデスクトップ。(HDDインストール後の画像撮り忘れました。上図はライブ起動時の画像です。)
起動後、少し時間が経つと上図が表示されます。
ダウンロード元のミラーサーバを変更する前は、「いいえ」で終了してください。
初期設定では、フランスのサーバーに継がり、数10k〜140kbpsと超遅いです。
アップデートをしておきましょう。
上図アイコンがアップデート起動アイコンです。(名前の表示がありません。)
(デスクトップ左上の“Pear Linux 6”から開きます。)
取り敢えず、ミラーサーバーの変更を行いましょう。
上図の左下の「設定」をクリック。
“ソフトウェアソース”が表示されます。
「Ubuntuのソフトウェア」タブ。
ダウンロード元:初期設定ではフランスのサーバになっているので、ここをクリック。
表示の中に“日本のサーバ”があるので、是れをクリック。
ダウンロード元に“日本のサーバ”が表示されるので、是れをクリック。
上図が表示されます。
「最適なサーバーを探す」をクリック。
私の場合は、Tsukubaが選択されました。
(日本以外のサーバーが選択された場合は、日本のミラーサーバーを選択。日本のサーバの場合は、大概末尾が“.jp”。)
「サーバーの選択」をクリック。
認証を求めてくるので、パスワードを入力。
上図に戻ると、下部表示が変わっています。
「アップデートをインストール」をクリック。
アップデート終了後は再起動します。
再起動後、少しすると上図が表示されます。
表示されずに、追加のアップデートを行おうとアップデートマネージャ等を開いている時に上図が表示された場合は、上図の追加インストールを先に行います。
上図の「はい」で追加パッケージのインストールを行います。
上記が終了後アップデートを行います。
アップデートマネージャを起動。
アップデートが表示されていない場合は、「再チェック」をクリック。
上図の様に多量のアップデートがあります。
アップデート後は再起動。
何の様なアプリがプリインストールされているか見てみましょう。
デスクトップ左上の“Pear Linux”をクリック。
画面上部に、“All・・・・・システムツール”まで表示されていますね。これを順にクリックしてカテゴリ別のインストールアプリを見てください。
システム設定を見てみましょう。
ほぼUbuntuと同じようですね。Pear専用ツールとして、“Pear Dock Config”や“Pear Linux Tweak”が見られますね。
“Tweaks”
“TWeaks”の“Desktop Icons”
“Computer”や“ごみ箱”等の表示/非表示等の簡単な設定ができます。
“PearAppstore”(ソフトウェアセンターみたいなもので、ここからアプリのインストールを行います。)
試しに“メイン・メニュー”(ファイル名“alacarte”)をインストールしてみましょう。
上図の様に、“alacarte”で検索してインストール。
上図がメインメニューの表示です。
普段使用しないアプリのチェックを外すと表示されなくなり、すっきりしますね。
“メイン・メニュー”のチェックは外さないでください。
(斜め文字は、チェックしても表示されません。)
チェックを外しても、表示されなくなるだけで、其の物が削除されるわけでは有りません。
日本語入力。
“ライブCDの部屋”の日本語版では、既に日本語入力が設定済で、予測変換可能なMoacがインストールされています。
デスクトップ上部のインジケータ部の[i]アイコン(上図下線)をクリックして、Mozcを選択すると日本語入力ができます。
仮想マシンのゲストOSとしてインストールした場合。
VirtalBoxでのみ検証。(VMwareについては検証していません。)
追加のドライバー(プロプライエタリなドライバー/グラフィックドライバー)のインストールは行わなくてもよいでしょう。表示に不具合がある場合のみインストールしてみて下さい。
GueastAdditionsのインストールは行わない方が良いみたいです。(不具合が生じました。)
Additionsをインストールしなくても、画面のリサイズが可能です。
(若しかしたら、仮想OSとしてインストールした場合は、自動的に設定される?。)
GuestAdditionsを導入すると?。
上図の様に、画面右端が黒に表示されてしまいます。
画面をリサイズすると、黒い部分のサイズは変わりますが、上部のインジケータ部の表示まで黒くなってしまいます。
表示されませんが、ボタンは生きているようです。
ログアウト、再起動等を行っても修復はしませんでした。
(GuestAdditions導入前にも、時々見られましたが、ログアウト、再起動で修復されました。)
追加のドライバーやGuestAdditionsのインストールはできますが、取り敢えずは行わない方が良いみたいです。
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