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Kubuntu12.10

Kubuntuは、UbuntuベースのデスクトップがKDEに変わった兄弟ディストリと思ってください。
KDEは、Gnomeと双璧を成し、多くのディストリに使われている高機能なデスクトップです。

Kubuntuのダウンロード

 http://www.kubuntu.org/getkubuntu/download



[Download kubuntu]をクリック。




Kubuntuのバージョンを選択(今回は12.10)。
今回は「Begin 32-bit・・・」の方をダウンロードしましたが、好みで64bitの方を落としても良いでしょう。

ライブ起動CD/DVDの作成
落としたファイルで、ImgBurn(Windows)やBrasero(Linux)でイメージディスクとして作成。

ライブ起動とインストール

作成したメディアをドライブに挿入して再起動。
注意:前もって、BIOSの1stBootを光学ドライブにしておかないと光学ドライブからの起動ができません。
PCによっては、起動時に「F12」を押すことによってブートメディアの選択の出来るものもあります。

Kubuntuのライブ起動。



上図のように表示されますが、最初の表示は言がEnglishのため英語表示ですが、上図の1で日本語を選択するとすぐに日本語表示ななります。
2の「Kubuntuを試す」をクリックして、Kubuntuをライブ起動します。




F2及びF3キーで、其々言語、キーマップの設定を行います。
上図は、既に日本語が選択された状態です。

  

上図左:F2キーを押し、日本語を選択したところです。
上図右:キーボードのタイプを選択します。(ここは間違いなく選択しておきましょう。)

参考)日本語の選択をしてライブ起動すると日本語部が文字化けで判読不可能となる場合があります。その場合はもう一度起動し直し、デフォルトのEnglishの侭で起動しましょう。
その他のディストリにおいても、ライブ起動はEnglishの侭、若しくはデフォルト言語の侭起動しましょう。日本語起動をすると結構文字化けで判読不可能になることが多いです。大概のディストリはライブ起動では確認程度であまり使い込まないと思うので、英語の侭でも問題ないでしょう。

ライブ起動が完了。



上図がライブ起動したKubuntuのデスクトップです。
ライブ起動とHDD起動のパッと見の違いは、デスクトップフォルダーに“Install Kubuntu12.10”のアイコンがあるかないかの違いです。

Kubuntuの操作
殆んどの場合、左下の(スタート)ギヤアイコンから開いていけば大概のことはできます。

 

上図左(スタート(ギヤアイコン))→「Applications」と開いたところ。
上図右“Applications”の“System”を開いたところ。


  

上図左 「Computer」を開いたところ。
 ここから、Muon Software Centerやファイルマネージャを開くことができます。

上図右 「Leave」を開いたところ
ここから、ログアウト、シャットダウン等ができます。


  

画面右上に上図のようなものがあるので、これをクリックすると上図のように開きここからもいろいろな操作ができます。シャットダウン等(Leave)以外にもパネルの追加やウィジェットの追加ができます。デスクトップを飾るには良いでしょう。
なお、右下にも同様のアイコン(前記のデスクトップ画像では右下端にグレー表示/有効な場合はオレンジ色表示)をクリックすると、ランチャー?が開きます。(画面下部のパネルの上に表示されます。)


HDDにインストール
デスクトップの“Install Kubuntu12.10”アイコンをWクリック。




「続ける」




上図の手順でインストールが進行します。
上図中央付近で、言語選択(日本語)をします。選択をすると直ぐ日本語表示となります。
「続ける」

今回は、HDDパーティション変更は行わず、HDDに1つのOS(Kubuntu)のみをインストールします。
デュアルブート等の複数のOSをパーティション毎に載せる場合は途中(ディスクのセットアップの項)でパーティション操作を行ってください。
今回は、パーティション関連の操作は省略(彼方此方で書いたので書き飽きました。)。他のディストリのページを参考にして下さい。
また、下記の手順は省略してある箇所があります。




ディスクの空き容量は、上図(最低6.3GBの・・)の倍程度は欲しいっす。
ネット接続は、Wi-Fiで継らない場合は、LANケーブル接続可能な場合はケーブル接続をしておきましょう。
(ケーブル接続の場合は殆どの場合問題なく接続できます。ディストリによっては多少の設定が必要な場合もあります。)




キーボードレイアウトの選択は必ず行っておきましょう。




名前/ユーザー名(ログイン時などに表示される):適当につけましょう。
パスワード:短くても良い(ディストリによっては6文字以上などの限定がある。)ですから、必ず設定してください。
コンピュータの名前:適当に付けておきましょう。ただし、複数のPC(マルチブートや仮想OSも含めて)を所有している場合は、どのPCか解るような名前を付けておきましょう。
◎ ログイン時にパスワード・・・を選択しておきましょう。
   (自動ログインはインストール後でも変更できます。)

インストール完了
画面指示に従って「再起動」をさせると、インストールメディアが自動排出されます。
メディアを取り出して、「Enter」。
自動排出されない場合は、手動で取り出し、その後「Enter」。

再起動。




再起動後ログイン画面で、ログインしたいユーザーをクリック。
パスワードを入力。



HDDインストール後に起動したデスクトップです。

今回のKubuntu説明は非常に簡単なものですが、以上で終了です。

参考)
みなさんは、日本語選択をして無事HDDにインストール完了しましたか。
それでは、再起動。
アッとびっくり。日本語が文字化けしています。
何で?。間違いなく日本語を選択してインストールした筈ですね。

ディストリによっては、この状況が起こる場合があるんですね。
日本語を選択し、インストール中の各表示やメッセージは日本語が出力されても、肝心の日本語フォントがインストールされていない場合があるんですね。
“これじゃ使えない!。”
この状況に対応するには、日本語フォントをインストールしてしまえば良いんです。

参考までに、“Takao Fonts”のダウンロード・インストールを行ってみましょう。
インストールといっても、単に特定のフォントディレクトリにコピペするだけです。

“Takao Fonts”のダウンロード
 https://launchpad.net/takao-fonts

   
表示された画面の右に上図の箇所があります。
丸印の“takao-fonts...2.01.tar.gz”をダウンロード。
 正確なファイル名は“takao-fonts-ttf-003.02.01.tar.gz”

上側にあるのは、“・・・.zip”ファイルです。
下側も同じく“takao-fonts...2.01.tar.gz”と表示されていますが、
 正確なファイル名は“takao-fonts-additions-003.02.01.tar.gz”です。

ダウンロード時の注意
文字化けしていると、初期設定では大概ディレクトリ(フォルダ)“ダウンロード”に保存されることが多いのですが、文字化けしているとディレクトリの判別が難しくなります。アイコンの形などで判断するか、1つずつ順にディレクトリを開いて調べても良いんですが面倒ですね。そこで、〜/home直下に“download”等の英字名のディレクトリを作成して其処に落としましょう。

ダウンロードしたファイルを展開します。
例えば、ダウンロードしたファイルがホームディレクトリ下の“Download”にあるとします。

.tar.gzファイルを展開する。
GUIで行うには。
Downloadを開き、ダウンロードしたファイルを右クリックして、“展開”で展開します。

端末で行う場合。
 $ cd ~/Download
 $ sudo tar xvfz takao-fonts-ttf-003.02.01.tar.gz
   tar xvfzは解凍を行います。
   オプションの意味 x:展開、v:実行結果の表示、f:対象をファイル、z:zipフィルタ

所定の場所にコピーする。
所定の場所は?。
/usr/share/fontsにフォントが収納されていますが、TTF(True Type Font)の場合は、fontsの下に更にTrueTypeやTTF等のディレクトリを作成してTTFのみを収納することが多いです。
ファイルマネージャを起動して、/usr/share/fonts下にどのようなディレクトリがあるか確認し、fonts下にディレクトリがない場合は、fontsに入れても良いでしょう。又、fonts下にTTF用ディレクトリがある場合は、其処に入れても良いでしょう。

所定の場所にペーストするには?。
これは管理者権限でなければ行うことができません。

GUIで行うには。
たとえばファイルマネージャがNautilusなら、端末で $ sudo nautilus とすると、管理者権限でファイルマネージャが開くので、ここから展開したディレクトリの中に、6つのTakao TTF fontsがあるので、所定のディレクトリにコピペします。(通常のファイルマネージャでの操作と同じです。)

端末から行うには。
 $ sudo_cp_コピー元(フルパス /ファイル名)_コピー先(フルパス/ファイル名)
 ※上記の“_”の部分には半角スペースを入れて下さい。見やすくするために“_”を入れました。

結果は直ぐに反映されます。

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