CD/DVDの再生をして見ましょう。
CDを聞いてみましょう。
ここでは、Rhythmミュージック・プレイヤーを使用します。
図 1
アプリケーション→サウンドとビデオ→Rhythmミュージック・プレイヤー
起動します。
図 2
CDが入っていないので、上図の、アルバム/アーティスト/等の欄と、
CD曲リスト(トラック/タイトル/ジャンル/‥)の欄は、空欄です。
CDを入れます。
図 3
上図のメッセージが表示されます。
Rhythmboxは既に開いているので、「キャンセル」をクリック。
下記の(参考1)もご覧ください。
図2の画面のままで、何時まで経っても何も起きませんか。
図2の左側やや下に、デバイスと表示され、その下にCDマークが有る(次の図4のデバイス)ので、これをクリックします。
入れてあるCDのデータやリストが表示されます。
画面左上の再生アイコンをクリックすると再生が始まります。
停止は、同じ再生ボタンをクリックします。
CDの取り出しは、画面上部中央の“[▲]取り出し”ボタンをクリックします。
その他の上部のボタンについては、自分で色々いじって確かめてください。
それでは、CDを取り出し終了しましょう。
図 4
画面を閉じるには、画面左上の図4のオレンジ色の(X)ボタンをクリックします。
WindowsやUbuntu9.‥までは、右上に有りましたが、Ubuntu10.04からは、左上になりました。
(右上に変更する方法も有ります。後で記載します。)
…………………………………………………………………
: 図4で、(X)は閉じるボタンです。
: (∨)は、最小化ボタンです。(Windowsの[_])のボタンと同等です。
: (∧)は、最大化ボタンです。最大化している場合は、(□)縮小に変わります。
…………………………………………………………………
又は、図4では、“ファイル”(Rhythmミュージック・プレイヤーでは“再生”と表示)をクリックし、表示された、ドロップダウンリストの一番下にある、“閉じる”で閉じてもよいです。
(“ファイル”は、起動したソフトにより名前が変わりますが、通常メニューの一番左に有ります。)
(参考1)
Rhythmミュージック・プレイヤーを起動せずに、CDを入れると図3が表示されるので、“Rhythmを開く”を選択(既に表示されていると思います。)して、「OK」ボタンをクリックしても良いです。
MP3形式等の再生をしようとすると、まだ、必要なプラグインがインストールされていないと、
“最適なプラグインを検索しますか?。”のメッセージが表示されます。
「検索」ボタンをクリックします。
“以下のパッケージを提供するためにインストール‥‥”が表示されます。
パッケージリストが表示されるので、すべてに、チェックを入れます。
「インストール」ボタンをクリックします。
以上で、再生が出来るようになります
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今度は、DVDの再生してみましょう。
前述のRhythmミュージック・プレイヤーと同じように、Totemを開きます。
手順
前記図1の一番下に表示されている、“動画プレイヤー”をクリックします。
図 5
Totem(動画プレイヤー)が起動し、図5が表示されます。
市販のDVDを挿入します。
図 6
図6が表示されるので、キャンセルをクリックします。(Totemは既に起動済ですから。)
図5のままで、何も起こらないと思います。
図 7
図7のように、「動画(M)」をクリックし、ドロップダウンメニューが表示されるので、「CDマークのディスク“○○○○”の再生」をクリックします。
DVDの再生が始まります。
エラー「このディスクを再生できませんでした。」と表示されましたか?。
Totem・動画プレイヤー(以下、Totem)はインストールしたまま(Ubuntuをインストールすると、Totemもインストールされています。)ですと、CSSというコピーガードが掛かっており、再生できません。しかし、既に此のコピーガードは破られており、容易に再生可能となります。Linuxの各ディストロは、著作権問題に抵触する恐れが有るので、デフォルトではインストールされず、必要なパッケージ等を搭載するにとどまる事が多い様です。Ubuntuの場合“libdvdcss2”のインストールをすれば、再生できるようになります。この作業は、一度行えば後々必要ありません。
“Linuxの小部屋”の“Linux雑記”の“TotemでDVDの再生が出来ない。”を参考に見てください。
“TotemでDVDの再生が出来ない”の終りの方に書いて有る手順が簡単で良いでしょう。
“libdvdcss2”のインストール手順
端末を使用して、インストールします。
端末を開きます。
図 8
図8のように、アプリケーション→アクセサリ→端末 とクリックします。
端末が開きます。
図 10
図10のような、端末の画面が開きます。
“‥‥‥-PC:~$ ” のように表示されています。
最期の$は一般ユーザーとしてログインしている事を表しています。
これからの作業は、一般ユーザーでは、アクセス権限がなく、管理者権限でログインしている必要が有ります。
ここでは連続して使えるように、管理者権限でログインします。
管理者権限にするには。
図 11
1行目の$の後に、“sudo -i”と入力し「Enter」キーを押します。
sudoで進めてもよいのですが、管理者権限にしてしまえば、一々sudoを入力せずに済みます。
特に慣れないうちは、入力文字数は少ない方が良いですね。
図11、2行目のように、パスワードを求められます。
Linuxのインストール時に設定したパスワードを入力し、「Enter」キーを押します。
“パスワード”「Enter」
注意)パスワードの入力をしても、入力した文字は表示されませんし、カーソルの移動も有りません。
上手くログイン出来れば。
図 12
図12のように、コマンドプロンプトが、“#”に変わります。
$ = 一般ユーザー権限
# = 管理者権限
を表しています。
ーー ここからインストール開始 −−
#の後に、 “apt-get install ubuntu-restricted-extras [Enter]”
と入力します。「“”」は必要ありません。[Enter]は[Enter]キーを表します。
必要な、ソフトがすべてインストールされます。
インストールスクリプト“install-css.sh”を実行します。
(参考 install-css.shはlibdvdread4に入っています。)
#の後に、 “sh /usr/share/doc/libdvdread4/install-css.sh [enter]”
と入力します。
#の後に、 “exit”で終了。
端末が閉じます。
これで、DVD再生が出来ます。
図7のようにクリックし、DVDの再生をしてみましょう。
今度は、無事再生出来ましたか。
エラーが出て上手く再生出来ない場合は、再度コーデックのインストールをして見てください。
PCの描画能力が低くて、エラーが出る場合も有ります。
低スペックPCで、描画能力が低くい場合は、DVD再生は諦めてください。また低スペックPCの場合、再生出来たとしても、駒飛び等が発生したり、途中でフリーズする場合も有ります。
Youtube動画等他の動画再生について。
必要なプラグインが無い場合に、動画を再生しようとすると、“最適なプラグインを検索しますか?。”のメッセージが表示されます。「検索」ボタンをクリックします。
“以下のパッケージを提供するためにインストール‥‥”が表示されます。パッケージリストが表示されるので、すべてに、チェックを入れます。「インストール」ボタンをクリックします。
以上で、再生が出来るようになります。
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