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ビデオキャプチャー1


“I/O Data-GV-MDVD3(ハードウェアエンコーダ)と、Buffalo-PC-SDVD/UG2”

 ここの項は、Windows用です。


ページ末の“注意事項)”もご覧ください。

今までに取りためたビデオテープやDVDが沢山あります。テープは長期保存していると、カビが生えてしまいます。


今回は、この取りためたテープをHDDに保存したいと思います。

昔(Windows2000時代)は、DVDやHDDに取り込んでいましたが、最近は全然行なっていませんでした。従って現在は取り込む機材も所有していません。(手持ちの物は、デスクトップ用アナログTVチューナーボードが殆どで、あまりに古いので、ドライバーなどが有りません。我が家は、ケーブルテレビを使用していますが、2014年?までは、地デジ用チューナーが無くとも視聴できます。デスクトップ用アナログTVチューナーボードが使用できれば簡単なテストが出来たのですが、手持ちの機材はドライバーがありません。)


と言う事で、最初はキャプチャー機材の調達となります。

ノートPCでの使用を前提とします。デスクトップも2台ほど稼動していますので、キャプチャーボードを導入したほうが良いのですが、ノートPC・デスクトップPC兼用の機材が良いと思いますので、USB接続タイプを選択します。
USB接続の場合は、複数のPCで使い回しが可能ですが、ドライバーについては問題ないと思いますが、アプリについてはライセンスが1つしかないので、他のPCで使用する場合には、其れまで使用していたPCのアプリを削除する必要があるようです(厳密にはの話ですが!。)。当サイトの、他のページで記載している他のキャプチャーボードやTVチューナーについても同様のようです。

今回のUSBキャプチャー機器に接続する機材と機材の端子について。

HDD・ブルーレイビデオデッキ
 HDMI / D(D1〜D4)端子 / コンポジット / 音声L・R

ビデオテープ・DVD型ビデオデッキ(その他所有のS-VHSビデオデッキ等も同様)
 S-Video / コンポジット / 音声L・R

HDMI / D(D1〜D4)端子でのキャプチャーの方が画質は良くなる筈ですが、ビデオテープのキャプチャーとなると手持ちのデッキの関係で、S-Video / コンポジットでキャプチャーできる機材を選択します。

と言う事で店頭でパッケージを見て、I/O DataのGV-MDVD3(ハードウェアエンコーダ)とBuffaloのPC-SDVD/UG2(ソフトウェアエンコーダ・安価でしたので、こちらは押さえとして買ってみました。)の2つを購入。

GV-MDVD3は、ハードウェアエンコーダの方がソフトウェアエンコーダに比べPCに掛かる負荷が少ないので、PCスペックが低い場合は、ハードウェアエンコーダの方がお勧めですので、GV-MDVD3を選択しました。

PCショップのPC−DEPOTで上記2点を購入。
GV-MDVD3は¥9970、PC-SDVD/UG2は¥3270でした。
GV-MDVD3の値段としてはPC-DEPOTは少し高いですね。Amazon辺りで、¥7000弱(その他の安いとこなら¥6000位。)で購入できます。値段を確認せずに購入してしまいました。その他の部品も購入したのでレジでは気が付きませんでしたが、自宅に戻ってから気が付きました。値段はキチンと確認しましょう。

GV-MDVD3の上位バージョンのGV-D4HVR(D4端子・HD対応。値段は定価¥22,000位、実販¥16,000〜19,000位かと?)が有りますが、S−Video端子搭載と言う事でGV-MDVD3を選択しました。(後で確認しましたが、GV-D4HVRには、D端子以外にもS-Videoも搭載していました。先によく確認すべきでした。)

以下はWin7での場合。

GV-MDVD3のインストール

この時点では、GV-MDVD3のPCへのUSB接続はしないで置いてください。

1:ドライバー、アプリの順にインストールします。
CDを挿入すると開始されます。
自動再生されない場合は、コンピュータを開き、工学ドライブアイコンを右クリックして、表示されたショートカットメニューの自動再生をクリック。
ユーティリティーCDを起動させると、「‥‥コンピュータへの変更を許可‥」(Win7)や「‥‥プログラム続行にはあなたの許可‥‥」(Vista)と表示されるので、其々「はい」や「続行」をクリック。その後は画面の指示通りに進む。

2:GV-MDVD3本体を接続
自動的にドライバーのインストールが開始します。(画面中央に表示されます。)
(上記画面とは別に下側に“デバイスドライバーのインストール‥‥”や“‥正しくインストールされませんでした”などと表示されますが、これらは無視して放って置いてください。Vistaでは、“オンラインでは接続しません”をクリック。)

3:[完了](多分“完了”だったと思います?。)が表示されたらクリックして終了。


キャプチャー開始

以下の方法は、入力映像をキャプチャーするまでです。
(DVD作成について詳細は、マニュアルの“DVDを作る”をご覧ください。


“DVD MovieWriter7”の起動。

デスクトップに下図の様なアイコンが作成されています。



図1

上図アイコンをクリック。

下図の画面が開きます。



図2

「ホーム」タブの「ディスクの新規作成」アイコンをクリック。

(キャプチャーのみでしたら、「キャプチャー&インポート」でも)



図3

新規プロジェクトを選択



図4

上記が数秒表示されます。



図5

上図の左上の「メディア」アイコン(ビデオカメラ)をクリックします。



図6

上図が表示されます。

なお、画面表示のプレビュー画面(上図の右上のテレビ画面)は、開いて直ぐは、ブラック画面です。上図のように画像が表示されるまで時間がかかります。

何時までたっても、画面が黒いままで音声しか出ない場合は?。後述の“参考1)”をご覧ください。

上図のキャプチャー形式を選択しておきましょう。
上図の保存先に、キャプチャーデータの保存場所のフォルダを指定しておきましょう。

この後、上図の左やや下にある「キャプチャー開始」アイコンをクリックします。


同アイコンが「キャプチャー中止」に変わります。中止したい場所でクリック。

この後、DVD作成に進みます。(以降のDVD作成については添付のマニュアルおよび電子マニュアル(インストールCDに添付)を参照してください。)

DVD作成の概略

キャプチャー映像の確認

DVD空ディスクを挿入

DVD容量確認

DVD記録方式の確認(DVD - Video)

書き込み開始

以上です。


参考1)

接続端子について。

コンポジット信号?黄色のピンジャック(音声は赤(スピーカーの右から出る方)と白(スピーカーの左から出る方))

S-Video端子?mini Din4pin (丸型のシールドの中に台形4ピンがあります。)


映像が出ない。

コンポジット接続で音声が出る場合は、正常に動作していると思われます。多分ソース入力選択が違っているでしょう。

デフォルトではS-Videoが選択されているので、コンポジットに接続している場合は、音声のみ出ますが映像は出ません。
入力設定をしましょう。

前図6の[設定](赤下線)ボタンをクリック。



図7

上図が表示されるので「ソースを入力」タブをクリック(カラーマネージャが選択されている場合は。)

「ビデオ」の“ソースを入力”の入力欄の左の▼をクリックして、コンポジットを選択。(コンポジット(黄色ピンジャック)を接続している場合)。(S-Video 入力の場合は、S-Videoを選択)

ビデオセレクタを通している場合は、動作しない場合があります。ビデオセレクタを外して直に接続してください。
私の所有している古いビデオセレクタを入れると動作しませんでした。

その他の設定については、機会があれば追記します。


使用感)
画質があまりよくないですね。(がっかり)
もしかしたら、上位機種のGV-D4HVRの方が良かったのかと思い多少調べてみましたが、画質の評判は左程良く有りませんでした。
あと、マルチモニターに完全対応していないみたいです(この点もがっかりですね。)。操作画面をサブモニターに移動して置き、サブモニターでプレビュー画面をフルスクリーンにすると、メインモニターに移動してしまい、プレビュー画面がブラックアウトしたままになります(時間がたてば復帰するかもしれませんが、メインモニターに移動した時点でプレビュー画面を止めてしまい確認していません。)。プレビュー画面に表示されるまで、かなり時間が掛かります。もう少し短くならないものでしょうかね。また、また、ソフトの最初の画面が開いてから、実際のキャプチャー画面まで画面が3回ほど開いて表示されますが、もう少し工夫できないものでしょうかね。結構使いずらいですね。



PC-SDVD/UG2のインストール。

GV-MDVD3が思っていたより画質が良くないので、押さえで買って置いたBuffaloのPC-SDVD/UG2(ソフトウェアエンコード)をインストールしてみました。

インストール開始。


まだ、PC-SDVD/UG2とPCのUSB接続はしません。

ユーティリティーCDを起動させると、「‥‥コンピュータへの変更を許可‥」(Win7)や「‥‥プログラム続行にはあなたの許可‥‥」(Vista)と表示されるので、其々「はい」や「続行」をクリック。
まだ、PC-SDVD/UG2とPCのUSB接続はしていません。

簡単セットアップが開くので、「PC-SDVD/U2Gドライバーのインストール」を選択し、「開始」をクリック。

画面で、PC-SDVD/UG2とPCのUSB接続を接続するように促されますので、此処でPC-SDVD/UG2とPCのUSB接続をします。(此処でPC-SDVD/U2Gを接続しないと、ドライバーのインストールが出来ません。)

ドライバーのインストールをします。

PCを再起動します。


アプリのインストール


ユーティリティーCDを入れなおします。
(上記のドライバーインストールで既にCDが挿入されたままになっていると思います。又は、コンピュータの光学ドライブの右クリックから自動再生をクリック。)


簡単セットアップから、「VHS to DVD」と「MonitorMode」の2つをインストールします。其々を選択した後「開始」をクリック。(1つずつしか出来ません。)


アプリについて。


「VHS to DVD」はキャプチャーソフトです。

「MonitorMode」はPCモニタで表示するソフトです。
大きく表示されるので画質チェックに入れておいた方が良いかもしれません。
ただし、この「MonitorMode」でのキャプチャは出来ません。あくまでモニターするのみです。私はマルチモニターで使用しているので、其々のモニターに、「VHS to DVD」と「MonitorMode」を表示できないかと思い、「VHS to DVD」を起動後、「MonitorMode」を起動しましたが、画面が真っ黒なままで機能しませんでした。(モニターの必要が無ければMonitorModeの方はインストールしなくても良いかも?)

インストールが完了すると、デスクトップに次のようなアイコンが作られています。



図20


キャプチャー開始。

デスクトップの「VHS to DVD」をクリック。

プロダクトキーの入力
最初の起動時のみプロダクトキーの入力を求められるので入力します。
プロダクトキーは、ユーティリティーCDの入っていたビニール袋に張られている小さな紙に記載されています。
早まってCDのビニール袋をゴミとして捨てないように。プロダクトキーを書き留めるか、又は、剥がしてCDケースに貼り付けてください。2行表示されていますが、上の行は商品名です。下行の“○○○○○-○○○○○-○○○○○-○○○○○-○○○○○(5桁5列の英数文字列)を入力。
これは最初に起動したときのみで、次回の起動からは表示されません。

プロダクトキーが正しく入力されれば、VHS to DVDが起動します。



図21

上図は、VHS to DVDが起動した画面。

上図の赤下線のアイコン(ギヤ2つ)をクリックすると、入力ソースを変更できます。
もし、音は出るけれども画面は黒いままの場合は、入力ソースが違っていると思います。
ギヤアイコンをクリックすると下図が開きます。



図22

自分の接続している入力を選択します。(ラジオボタンをクリック選択)
※ここでは、右側上の[ソース]はいじらないでください。
「OK」をクリック。

コンポジットとS-Videoの配線の違いは、前記のGV-MDVD3の参考1)の“接続端子について”を参照。
S-Videoの方が画質劣化が少ないです。

後の操作は、製品添付マニュアルをご覧ください。
機会があったら追記します。


MonitorMode

デスクトップのMonitorModeアイコンをクリックして起動します。



図23

上図は、MonitorModeが開いたところです。

操作ボタンは何も有りません。(「画面サイズ」および「閉じる」は、右上のボタン)
色々な設定などは、右クリックのショートカットメニューから行ないます。

画面上で右クリックをするとショートカットメニュー(下図左側部分)が表示されます。
更に幾つかのメニューは其処にカーソルを合わせると更にサブメニューが表示されます。




図24

上図は、ショートカットメニューの入力ソースを開いたところです。
此処から、コンポジットとS-Videoの選択をします(其々選択した方にチェックがつきます。)

画質は、ハイ、ミディアム、ローから選択できます。

ビデオタイプは、「NTSC」と「PAL」から選択。(日本ですので、NTSC)

アスペクト比は、「4:3」(昔のテレビ)と「16:9」(今の横長画面のテレビ)から選択

スナップショット(BMP)は、ビットマップでスナップショット(静止画)を取ります。(保存先は“マイピクチャー”)

スナップショット(JPG)は、JPEGでスナップショット(静止画)を取ります。(保存先は“マイピクチャー”)

設定は、明るさ、コントラスト、色合い、鮮やかさ、鮮明度の設定が出来ます。
MonitorModeでモニターしながら設定した場合は、「VHS to DVD」のほうも同じような値にしたほうが良いでしょう。そうでないと、モニターした画像とキャプチャーした画像が違ってしまうと思われます。(「VHS to DVD」での画像調整は、図22の入力ソース設定の[ソース]ボタン(右上)をクリックし、表示された画面で、「画像の調整」タブをクリックして行ないます。)


PC-SDVD/UG2とGV-MDVD3の比較)

画質は、前記のGV-MDVD3(¥9970)と比べた場合、押さえで買っておいたPC-SDVD/UG2(¥3270)の方もおなじようですね。

PCモニター上ではPC-SDVD/UG2の方が若干悪いかも。ただし、PC-SDVD/UG2を22″TVモニターしたものと、GV-MDVD3を15.6″PCモニターで比べると、PC-SDVD/UG2の方が若干良いかも。ただし、違うモニターでの比較ですので正確では有りませんが。

しかし、どちらも画質は今一つなので、別のキャプチャー機材を購入する必要がありそうです。今度はもう少し調べて慎重に買うことにしましょう。

あと、MonitorModeはマルチモニターに対応しているので、この点は良いですね。しかし、キャプチャーソフトとモニターソフトが別々なのはいただけませんね。


今回は、2点のキャプチャー機器を使用してみましたが、下調べが悪かったのか、購入した機器での画質が今一つでした。

それでも、PC-SDVD/UG2の画質程度なら、VHSビデオからのキャプチャーなら致し方ないのでしょうかね。しかし、地デジの方は大分不満が残るので、次回は地デジに焦点を合わせて見ましょう。

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DVD/BD化

最近、DVD/BD化は余り行なっていません。最近HDDは大容量でも安くなっていますね。ビデオデッキのHDDも少ないものでも500GB、多いものでは2TB〜、普通は1TB位の物が搭載されています(外付けUSB-HDDが使える機種では幾らでも容量を増やせますね。)。此れだけ有れば結構取り溜め出来ます。画質を落とす(大画面で綺麗に見たい場合は、余り画質は落とさないほうがいいのですが。)と、数100時間録画可能ですね。最近はHDDから視聴するのに慣れてしまったため、DVDやBDを一々入れ替えるのが面倒になってしまったので、DVD/BD化は行なっていません。
なお、外付けHDDを多数用意してバックアップを複数取るようにしています。HDDも必ず壊れますね。データ量が多いとバックアップが無かったら大変なことになりますね。この点ではDVD化してあった方が安心できますね。(多量のDVD/BD化は時間が掛かり面倒ですね。キャプチャー時に直接DVD化する方法も有るので、是を利用すると良いでしょう。)

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古いビデオテープの再生・キャプチャー

長期保存したテープにはカビが生えている事が多いです(余程良い管理をしていれば別ですが。)。見た目には綺麗に見えてもカビが有りますよ。

このテープを再生すると上手く再生できません。最初は普通に再生できても途中から、まともに再生できなくなります。此れを防ぐには、カビを取り除いてからデッキに掛ければよいわけです。しかし、一々手でテープのカビを拭き取るのは面倒ですね(って言うか、本数が多い場合は、ほぼ不可能ですね。)。これに対処するため、私の場合は要らなくなったビデオデッキで前もって再生してカビを落としてから、本番のビデオデッキで再生しています。1回で落ちない場合は、2〜3回繰り返します。このカビ取り用のデッキはアンプなどが壊れ再生が出来ないデッキでも、走行・駆動が動けば良いデッキです。私は数年前、中古屋さんで¥1000程(2012年現在¥500程度)のデッキを買ってきて使用しています。使用後は走行系のクリーニングを行なうためカバーは外したままにして有ります。ヘッドクリーナーと走行系のクリーナーも必要ですね。



注意事項)
2012/10/1から、違法ダウンロード・コピー防止規制法が施行されました。
違反者は、2 年以下の懲役若しくは 200 万円以下の罰金、又はこれを併科となります。

今回の当ページでの“古いビデオテープ”や“個人で作成した家族のDVD”のリッピングは対象外です。
地デジなどのデジタル放送は、ダビング10等のコピー・ダビングの許可のある物は、其の範囲なら合法です。
CPRMを解除してのダビング等は違法となります。


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