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動画編集 (Kdenlive編)

KdenliveはLinux用動画編集アプリです。

今回は、KDEデスクトップ用のKdenliveです。
KDEデスクトップ用とありますが、Gnome(Ubuntuのデフォルトデスクトップ)でも動作します。

KDEデスクトップでも動作させてみたい方は、“Kubuntu”をUbuntuソフトウェアセンターからインストールして下さい。KDEの起動は、Ubuntuログイン時にKDEを選択します。

参考)エラーで起動しない場合。
Ubuntu11.10でKdenliveをインストールすると、インストールは問題ありませんが、起動時に、“MLT's SDL module not found ‥‥”で起動しません。
という事で、“Ubuntu 日本語フォーラム”で確認したところ、次を行えばインストール出来る事が判りました。

端末から次を打ち込むと、インストール・起動が出来る様になります。

 $ sudo add-apt-repository ppa:kubuntu-ppa/ppa
 $ sudo apt-get update
 $ sudo apt-get install kdenlive

(上記は、見やすくするために、全角スペースと全角“:”(コロン)を使用しています。実際には、半角スペースと半角コロンを使用してください。)
以上で、エラーがなければ、インストール完了です。

既にインストール済の場合は!。
sudo apt-get install [パッケージ名]とすれば良いようです。
(上記で上手くいかない場合は、一度アンインストールしてから前述の3行を実行しましょう。)


Kdenliveの起動


図 1

前述のように、インストールできても、“MLT's SDL module not found ‥‥”で起動できない場合は、上図のあと数秒後に表示されます。この場合は、「Cancel」以外は、グレー表示となってボタンは機能しないようになっています。

上手くインストールされていれば、上図で、「Next」
ここから4画面は、取り敢えず「Next」で進んで良いでしょう。

“Checking MLT engine”の画面 -->「Next」

“Video Standard”の画面 -->「Next」

“Additional Setteings”の画面 -->「Next」

“Webcam”の画面 -->「Next」



図 6
「Finish」


Kdenliveの起動


図 7
Kdenliv編集画面が開きます。

クリップの追加。
上図の赤丸の所でWクリック又は、右クリックのショートカットメニューの“追加”からクリップを追加します。



図 8
ファイル(クリップ)のパスを指定するためのダイアログが開きます。
デフォルト表示のままでは、左側ペイン(ドライブ指定)の場所が狭くて解りづらいので、赤矢印近辺をドラッグして広げます。



図 9
広げると、上図のように見やすくなります。
左ペインでドライブを指定したら、右側ペインでフォルダを開いていき、ファイルを指定します。



図 10
上図のように“Clip”にファイルが開きます。
上図の赤矢印の様に、クリップにあるファイルをトラックにドラッグします。
上図のように、トラックに表示されます。
この状態になれば、右上のプレビュー画面で再生確認できます。
複数のクリップを開き、複数のトラックに配置できます。
なお、映像をVideoトラックではなく、Audioトラックに配置すると、音声のみとなり映像は表示されません。

取り敢えず今回は、ここまでですが、大雑把に見たところかなり高機能なようです。
あとは実際に使用しながら覚えたほうが良いでしょう。

注)
Kdenliveは余り安定動作はしていない様で、簡単に落ちてしまうようです。マメに途中保存したほうが良いでしょう。

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