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Libre Office suite オフィスソフト

Libre Officeは、“Writer”、“Calc”、“Impress”、“Drow”、“Math”、“Bass”からなっています。
(Bassはディストリビューションやバージョンによってインストールされていない場合が有ります。)
上記の主なアプリのMicroSoftオフィス対応は次の様に成っています。
Writer = Word、Calc = Excel、Impress = PowerPoint。
上記の全てのアプリが無料で使えます。
(PowerPointがついているMSオフィスのビジネスバージョンは結構高いですね。)

各アプリを開く場合は、“Libre”で検索して、アプリケーションメニューを表示させてメニューから選択起動する方法と、各アプリ名を検索して直接アプリを開く方法があります。
通常は、次の“Writer”、“Calc”、“Impress”、“Drow”を開いて使うことが多いでしょう。
Mathは、WriterやCalcなどから呼び出して使うことが多くなると思います。
(Bassはデータベース作成用アプリで、データベースを作成しない場合は使うことはありません。)

Libre Officeのアプリ中から、Writer、Calc、Impressについて簡単に見てみましょう。


“Writer”(MS OfficeのWord相当です。)

要するにワープロソフトです。(今時はワープロなんてものは死語でしょうかね。)



上図が、Writerの画面です。
なんとなくMSオフィスのWordに似ていますね。
MS Wordに慣れた方でも、其れ程違和感がなく使えるのではないでしょうか?。
勿論、詳細な部分においては違いがあります。

互換性
MSオフィスのデータを読み込む場合、例えば、Calcでファイル形式を見るとMS ExcelのExcel97〜Excel2010まで対応しているようです。(2010は、Libre4で対応)
かなりのMSオフィスの互換性を有していますが、細かい点を見ると、MSオフィスで作成したデータをLibreで読み込むと、表示が若干崩れます。(LibreでMSオフィスデータを読み込んだ場合は、若干の修正が必要となります。)

日本語文章を書く上で、結構問題になりそうなのがフリガナ機能です。
MSオフィスのフリガナ機能が、Libreオフィスにはありません。
従って、MSオフィスでフリガナを使用している場合は、Libreでは表示されません。
使用目的(作成目的)によっては、フリガナ機能がないのは痛いですね。

MSオフィスとLibreでファイルを共有する場合(あまり好ましいとは思えませんが?。)は、保存形式を両者で使える“ODF”で保存しておくと良いでしょう。例えば、Libre特有のファイル形式で保存してしまうと、MSオフィスからは開く事が出来なき無くなります。


各機能や設定等を細かく記載すると膨大な量になってしまうので、此処では、メニューに何の様な項目があるのかを簡単に記載します。

  


   






以上がメニューバーでの内容です。(ヘルプについては省略)




左端の「▼」をクリックすると、上図の様にメニューが表示されます。


  

上図(左)の右端の「>>」をクリックすると、上図左のように表示されます。試しに“ボタン表示/非表示”を見てみると、上図(右)の様に表示されます。(上図(右)は折り返していますが、実際には縦長に表示されます。)

上図までのメニュー表示は、以下に記載のCalcやImpressの場合も同様に表示されます。(Libreで保々共通。)

“Calc”(表計算ソフトです。MS OfficeのExcel相当です。)



Calcを起動すると上図のように表示されます。
Excelを使用していた方なら大凡の事は解りますね。




左上の場所をクリックすると上図が表示されます。




マクロについては、現時点ではExcelとは互換性がないと思ったほうが良いでしょう。
マクロは、上図のように“ツール”から開いていきます。

昔は、ExcelのVBAを良く使ったものです。
当時作成した簡単な表以外は、殆んどマクロを使用していました。
今思い出せば、ExcelのVBAで、音楽再生(独自のユーザーインターフェースを構築)以外にも、Windows Media Player等のコントロールまでしていた覚えがあります。
長い間、Windowsの使用は余りしていなかった為、昔のExcelシートを開くと、VBAのバージョンが違うためまともに機能してくれません。(VBAリストを見直すのは面倒ですね。)
使用する場合は、マクロ機能をオフにして使用しています。
その為、10数ページに渡るシート上でデータを手動で検索するのは非常に面倒ですね。
(LibreとExcelのマクロを完全互換にして欲しいですね。)

“Impress”(Impressはプレゼンテーション用ソフトで、MSOfficeのPowrPoint相当です。)




上図が、Impressを起動した画面です。
真ん中の画面にいろいろな部品や文字等を配置してページを作成します。
上図では、まだ作成前なので1ページしかありません(左ペインに1ページのみ表示)が、ページをどんどん追加して言って1つのプレゼンを作成します。

作成する場合に、作成の手助けとなるのが、右ペインの項目です。

ここでは参考までに、右ペインのタスクについて見てみましょう。(上図は、“表デザイン”)


  

“マスターページ”     “レイアウトページ”    “アニメーションの設定”




 “画面切り替え”


私は、MSのPowerPointは使った事が有りませんが、娘が所有しているため、娘のPCを設定する時に少しイタズラをした程度です。他には、娘が設定方法が解らないと言うので、少々手伝ったことがある程度です。
PowerPointって結構簡単にプレゼンデータが出来上がりますね。
(簡単に作成できるようにソフトは作成されているのでしょうね。)

Impressは娘と一緒に少し弄り廻してみましたが、PowerPointの知識があれば結構簡単に使用できる様です。
娘が弄りまわして、PowerPointで作成したデータと保々同じものを作成しました。
解らない箇所は、私が教えましたが、教えるに当たり結構直感的に操作しても教えることが可能でした。
PCに然程詳しい娘では有りませんが、その娘が比較的簡単に操作していましたので、PowerPoint経験者なら結構簡単に使えそうですね。


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