ホームへ  サイトマップ

楽譜の作成 MuseScoreとDenemo

今回は、楽譜作成ソフトです。
楽譜の作成ソフトは幾つか有りますが、MuseScoreとDenemoを紹介します。
其の他にも、Rosegarden(ページ“音楽をつくろう”のLinux用Rosegardenの項を参照して下さい。)でも楽譜作成ができそうです。

Denemo

Ubuntuソフトウェアセンターで“denemo”と検索してインストール。




Denemoの起動時に上図が表示されます。
PCからの入力専門でしたら、“Simple”(デフォルト選択)で良いでしょう。
“Simple”は、PCキーボードとマウスでの入力となります。
“Arranger”は、MIDIキーボードでの入力が主体となります。
“Composer”は、MIDIキーボードとPCのキーボードを主体に使います。
上記のどれかから選択すると良いでしょう。
(前もって、MIDI接続や設定の必要があります。)

Denemoを使ってみましょう。



カーソルで入力位置を指定して上図の番号1の左部分の音符をクリックすると入力できます。
同じ音符長で入力する場合は、↑↓キーで音の高さを指定しながら、「Enter」キーを押せば連続して入力できます。
同じ高さで入力する場合は、「Enter」キー以外にも、上図1左の音符をクリックすると連続して入力できます。この場合は、音符長を変えながら入力すると其の音符に応じて入力されます。
確認しませんでしたが、多分テンキー部で音長の指定ができると思います。テンキーが使えれば、テンキーと「Enter」と矢印キーで音符の入力が可能です。入力した音符(カーソルがある場所の)の取り消しは、「BS」キーです。
休符は、1の右側で入力。

入力した音符長の変更は、2の音符ボタンで行います。

其の他にも、色々な機能があります。
例えば、“View”の“アーティキュレーション”は次の様に表示されます。


上図は、“アーティキュレーション”です。

上図のコンソールを表示させると、再生コントロールが行えます。

楽譜入力機能は使いやすいと思いますが、楽譜作成全体では、もう一つという感が否めません!。


MuseScore
MuseScore(フリーソフト)は、Windows版がありますのでご存知の方も多いでしょう。
Windows版には、Studio ftn Score Editor(フリーソフト)もありますが、私個人はStudio ftn Score Editorの方が使い良いと思います。


MuseScoreのインストール。
Ubuntuソフトウェアセンターで“musescore”と検索してインストール。

MuseScoreの起動。



MuseScoreを起動すると上図が表示されます。
既に、“Reunion”というサンプル曲が入っていて表示され、上図1で再生できます。

2で楽譜を新規作成します。
3の既にあるタブの右に新規タブが作成されます。


新規作成をクリックすると?。



上図が表示されるので、タイトルなどを入力。
“◎ 楽譜をテンプレートから作成”を選択。
それぞれの用途に向いた段組で新規作成されます。
自分で、段組から作成したい場合は、“楽譜を新規作成”を選択します。

ここでは、サンプルとしてテンプレートから作成します。
設定が終えたら、「次へ」。




テンプレートを選択して「次へ」。
ここでは、Piano譜を選択してみます。




調号の選択。
指定したい調号をクリック選択。
「次へ」。




拍子の設定。
以上で「完了」。




上図の様にピアノ譜が新規作成されました。
小節は全て休符で埋められていますが、音符を入力すると自動的に休符長が変わります。

上図右の“コミュ二ティと接続”は邪魔なので消してしまいましょう。(矢印のボタンで消えます。)




楽譜が小さくて入力したい場合は、上図矢印部で調整しましょう。(上図は200%表示)
表示場所は、画面の空いている場所にカーソルを置くと“手のひらアイコン”に変わるので、ドラッグすると表示場所が移動できます。(画面下の青線枠をドラッグしても表示位置の変更ができます。)




上図1の[ N ]ボタンをクリックすると、音符の入力ができます。

2の様に入力位置には、薄い紺色の符頭が表示され、マウスカーソルで上下位置を指定します。

上図下線部で音長を指定します。休符の入力は、音符部で音長を選択しておいて、休符ボタン(右から7番目)をクリックしておいてから、譜面上でクリックして入力。

上図に表示されていない記号などの入力は?。



左にカテゴリ別に表示されているので、其々の右端の▼をクリックすると開きます。
左に表示されたものを、右の楽譜の記入したい場所にドラッグ・ドロップします。
例えば、“mp”を楽譜上に入力したい場合は、上図の様にドラッグすれば楽譜上に記入表示されます。

ページトップ
inserted by FC2 system