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Pinta

Pintaは軽量フォトレタッチソフトです。
高機能レタッチソフトに“GIMP”がありますが、高機能ゆえアプリサイズも大きく其の分動作は重くなります。
GIMPを使用する場合に、特に問題となるのが古いPC(低スペックPC)の場合です。
その点Pintaは、GIMPより軽い動作で実行できます。が其の分機能も少なくなっています。
しかし通常は、GIMPの機能をフルに使うような作業は余り無いと思います。トリミングやカラー補正等の簡単なレタッチで住むことが多いでしょう。其の様な作業にはPintaで十分です。

Ubuntuソフトウェアセンターで“pinta”で検索してインストール。



起動アイコン




Pinta起動した画面です。(上手の中央の画像は、表示されていません。)
上図は、上部の“開く”で画像を開いています。





上図は、トーンカーブを使用して、画像を全体的に暗くしています。前図と比べてください。
このように、補正やエフェクトを使用すると簡単にオリジナルの雰囲気を変える事が出来ます。
Aの波線が基準の線です破線の上側にすると明るくなり、下側(Bの方)にすると暗くなります。
上図のポイント(点)は設定したいあたりで、クリックすると其処まで線が移動しポイントが作成されます。
ポイントの削除は、ポイント上で右クリック。
設定は画像にすぐに反映されるので、画像を確認しながら設定しましょう。
設定が完了したら、「OK」をクリックすると確定されます。
(失敗したと思ったら、アンドゥで戻します。)


“Pinta”には、どの様な機能があるか見てみましょう。

  
 画像               レイヤー               調整

画像)
ResaizeのImageは画像解像度を変更して画像サイズを変更します。(ピクセル等倍で見た場合)
Canvasは、同サイズのピクセルレートで画像サイズを変えます。()
そのほかは、ミラー反転や画像回転です。回転は、無段階ではありません。

レイヤー)
画像重ねあわせに韓セル設定です。

調整)
色に関する補正を行います。
前図の画像補正は、ここの“カーブ”を使用しています。


此処からは、“エフェクト”になります。

  
 アーティスティック             スタイライズ


 
 ノイズ                    ぼかし


 
 レンダリング                 写真



  変形

上記のようなエフェクトがありますが、エフェクトを上手にかけるとオリジナルから更に良い画像となります。
エフェクトで写真のピンボケ等も修正可能です。(限度はあります。)

試しに幾つかのエフェクトを見てみましょう。
(エフェクトの掛かり具合を解りやすくする為に、エフェクト量を強くしてあります。)



変形:タイルの反射
タイル型の型ガラス越に見た感じになります。




変形:ねじれ
見ての通りです。




変形:ふくらみ
上図は、マイナス値を最大にして、膨らみではなく凹みにしています。
画面中央付近が摘んだ様に凹んでいます。
設定値をプラス方向に設定すると、画面中央が膨らんだようになります。




ぼかし:ぼかし(ガウス)
此処まで強くかけることは少ないでしょうが、写真のバックにはこのくらいかけても良いかも。




ノイズ:ノイズの追加
写真に載せることは少ないかもしれませんが、模様などにノイズと他のエフェクトを併用すると新たな模様が作り出せます。




アーティスティック:スケッチ
写真を、スケッチ風にします。


傷などの修正
スタンプ



上図の丘の部分に空と丘の一部が表示されていますが、此れはスタンプ機能で部分コピーされています。
コピー元の位置を「Ctrl」+クリックで指定して、コピー先でクリックすると複写されます。

上図の様に大きな場所貼り付けるのではなく、傷や不要な映り込みや部分を修正するのに使用することが多いです。
古い写真フィルムをスキャナーで取り込んだ場合、結構傷がある事が解ります。このような場合に、スタンプ機能で傷の近くの場所を、なるべく小さなペンサイズでスタンプすると傷がわからなくなります。
また、不要な物体が写りこんでいる場合も、その周りの背景をスタンプすると消すこともできます。結構大きなものでも、少しずつ時間をかけて行うとわからなくなります。


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