<< 戻る
パーティションIDの変更方法(端末から行う場合)。
以下は例として、“Puppy Linux 4.3.1JP”のライブ起動での作業例を記載します。
参考)
複数のドライブの場合は、2台目は、“sdb○”、3台目は、“sdc○”となります。○はパーティション番号が入ります。
以下の説明で、“sda”とあるところは、使用するドライブに合わせて適宜入れ替えてください。
デスクトップの開いている場所で右クリック。
システム→pdisk パーティションの管理→pdisk画面下部でドライブを選択→パーティション管理プログラムの選択→「fdisk」
参考)fdiskのコマンド説明:“m”コマンドを実行するとコマンドと簡易説明が表示されます。
プロンプト#が表示されているので次の様に記入します。
# fdisk_/dev/sda [Enter] (“_”の部分は半角スペースを入力)
:
: 省略
:
Command(m for help): ■ <----このように表示されます。■はカーソルで入力待ちです。
Command(m for help): p 「Enter」 <--- パーティションリストの表示。
パーティションテーブルのリストが表示されます。
Device Boot Strat End Blocks ID System
/dev/sda1 * 1 ‥ ‥ c W98 FAT32(LBA)
/dev/sda2 ‥ ‥ ‥ ‥
:
:
(“‥”及び“:”は省略。例は、Win98)
変更しようとするパーティションの行のSystem列のシステムに変更しようとする物が表示されているか、確認して下さい。
ここでは、Linux関係を削除するので、Systemの列には、Linux又は、LinuxSwapと表示されています。
その列の“/dev/sda○”(○には数値が表示)をメモしておいて下さい。
Command(m for help): l 「Enter」 <--- “l”は小文字のLです。IDリストが表示されます。
0 Empty 1e Hidden W95 FAT 80 Old‥略
1 FAT12 ‥略
2 XENIX root ‥略
:
: 略
のように、パーティションIDのリストが表示されます。
番号の列は、16進数表示です。
リスト名の列は日本語表示の場合も有ります。
パーティションIDは、Linux Swapは82、Linuxは83、WindowsのNTFSなら7です。
(確認のため、画面の前方を見たい場合は、右のスライドバーをマウスで移動して下さい。)
ID変更作業
Command(m for help): t 「Enter」 <---“t”はID変更のコマンドです。
Partition number (1-○): △ 「Enter」 <--- ○は最大パーティション番号が表示されています。
△は、変更したいパーティション番号です。
前記でメモした、/dev/sda○の○の値の数値です。
Hex code (type of list codes): 7「Enter」 <---“NTFS”(ID番号7)に変更します。(NTFSの場合)
Chenge System type of partition n to m <--- パーティションnをID番号mに変更したと表示されます。
ID変更終了。
コンソールを閉じます。
ページトップ