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マルチブート時の、PC起動時のタイムカウントダウン終了後に自動起動するOSを変更。

端末を起動します。
sudoを使って、grub.cfgとgrubをgeditで開きます。

 $ sudo gedit /boot/grub/grub.cfg /etc/default/grub

gedit(テキストエディタ)が開き、“grub.cfg”と“grub”が表示(タブ表示)されています。

“grub”の設定箇所

  GRUBDEFAULT=0  <--- 自動起動させるデフォルトのOSを指定
   :
  GRUB_TIMEOUT=10  <--- カウントダウンタイムを指定


デフォルト起動OSの指定方法。

PC起動時に表示される、OS選択画面で、自動起動したい行が上から何番目に在るか数える。
(OS以外の行も含めて、すべての行を数える。)

GRUBDEFAULT=0 の0の値を、行数(自動起動したい行数-1)に書き換える。
(行数を数える場合に1から数えた場合に“-1”します。此れは、GRUBDEFAULTのカウントは0から始まる為)

おまけ:GRUB_TIMEOUTの値を変えると、自動起動されるカウントダウンの時間が設定できます。)

設定が終了したら“grub”タブ右の“X”で閉じます。
“変更されているので保存しますか?”の旨のメッセージが表示されるので“保存”してください。
“grub.cfg”タブの方は変更していないので其の儘“gedt”を閉じます。

端末で、次を実行。
  $ sudo update-grub

再起動して確認。


GRUBDEFAULTの値を、数値以外で指定する方法。

“grub.cfg”の内容を見ると!。



リストを下に辿ると、上記の矢印の表記の場所があります。
ここ以降に、起動時に表示されるリスト部が含まれる記述があります。

さらに下に辿ると。



“menuentry”と記述された部分があります。この行が、起動時のOS選択リストに表示される部分が含まれています。
右側の下線部に注目すると、起動時のリストと同じ記述となっています。(“menuentry”は矢印までが1行です。)
このように、“menuentry”行1つが、起動時リストの1行に当たります。

更に下に辿ると。



上図の様に“menuentry”行があります。同じように右下線部にリスト表示部と同じものが記述されています。

この様に、自分のデフォルト設定したいOSがある行を表示させまさす。

上図の右側下線部を、前後の ’を含めてコピーします。

“grub”を開き、GRUBDEFAULT=0 の数値の代わりにペーストします。
   GRUBDEFAULT= ’Ubuntu, With・・・-generic-pae ’の様になります。
“grub”の保存終了

端末で次を実行してください。
 $ sudo update-grub

再起動して確かめて下さい。

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