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Buffalo Link Station LS-XL を導入

Buffalo LS-XL(1TB/LAN接続HDD)を導入しました。

だいぶ前に購入してありましたが、何となく放ったらかしにしてありました。

購入動機
現在、常時稼働中のPCは4〜5台ほどです。これらのPCの最低必要なデータの同期は、Dropboxを使用しています。
たかが4〜5台とお思いでしょうが、これらPCは、全てOSがデュアルブートされています。
(以前は、マルチブートしておりましたが、最近は全てデュアルブートにしています。)
そして、これらPCのOSには仮想OSを構築しておりますので、OSの数だけでも相当な数となります。
(試験インストールを行いますのでOS数は増減します。)。

これら全てのOS(仮想OSも含め)のデータ同期には、無料バージョンのDropboxを使用しています。
しかし、無料バージョンのDropboxの容量は2GBしか有りませんので、必要最小限のもしか使えません。

各PCには、Streamtunerでリッピングしたデータ、CD/DVDからのリッピングデータ、Youtubeのデータ、その他各種データが、各PCに分散して入っています。
特に、音楽・動画・静止画のデータが分散していると何かと不便です。

全てのPCはLAN接続されていますので、必要データのあるPCを立ち上げれば、他のPCからも利用可能ですが、其の為だけにPCを立ち上げるのも面倒ですし、使用しないPCを立ち上げっぱなしにしておくのも持ったいない話ですね。
特にメインPCは大飯喰らいなので、長時間立ち上げ放しには抵抗があります。

そこで、メディアサーバーとして、ARMボードマシンの導入を考えました。消費電力は、数Wなので申し分ありません。ただし、記録媒体がSDカードかUSB接続機器に限られます。出来ればSDカードを使用したいのですが、其の場合値段と相談すると16〜32GB程度のSDカードとなります。チョット少ないですね。
取り敢えず、ARMボードマシンは一時保留として、LAN接続HDDを導入し、是をメディアサーバーとすることにしました。

店頭で検討した結果、Buffalo LS-XLシリーズの1TB(型番LS-X1.0TL)となりました。
(本当は上位機種が欲しかったのですが、値段の関係でこれにしました。)
勇んで購入したのですが、何となく購入したままで長い間放ってありました。が、やっと導入しました。

LinkStationのインストール
この様な周辺機器は、ご多聞にもれず、Win/Mac用となっています。
箱書きを詳しく見ても、LinuxについてはLinuxのLの字もありません。
取り敢えず、LinkStation(以下L・S)本体の設定とWindows用ソフトのインストールが必要な様です。
Linuxについては、Windowsでの設定後に必要な設定を行います。

本体設定については、Windowsで行ったほうが良いので、Windowsを立ち上げます。
大まかにマニュアルに目を通し、L・SをLAN接続し電源を入れます。
L・S本体に電源SWは有りませんので、コンセントを差し込むと自動的に電源が入り、初期化が始まります。
前面のランプが点滅しますが、この点滅中は何も操作しないほうが良いでしょう。

また、電源SWが有りませんが、ランプが点灯中は電源の切断は行わないほうが良いようです。
電源切断は、ソフトの方で行います。
勝手に電源を切ると、ファームウェアが壊れて、ファイルが開けなくなります。
一度停電で経験しました。
この時はUPS(無停電装置。解りやすく言うとバッテリーによるバックアップ)は有りましたが接続していませんでした。
ファームウェアが壊れた場合は、再インストールするとファイルが開けるようになります。

ランプの点滅から、常時点灯になったら作業開始します。
CDを挿入し、“かんたんスタート”をクリックすると、L・Sの設定が始まります。
“‥設定は完了です”で完了後、“NAS Navigator2”のインストールが開始し、終了後付属ソフトのインストールとなりますが、必要なさそうだったのでインストールしませんでした。

思ったより時間が掛かりますが、設定・NAS Navi2のインストールの手順は簡単に出来ます。

早速使用してみます。
デフォルトの共有フォルダを開こうとしましたが、NAS Navi2のアイコン(HDDアイコンにLS-XL684と表示)に?マークが添付されており開けません。
“なぜ?”。
“LinkStation”アイコンを右クリックして“web設定”を開き、設定を幾つか弄ってみましたが駄目です。
NAS Navi2にマウスカーソルを合わせると、“アップデートしてください”の旨のメッセージが表示されます。
マニュアルをよく確認してみます。
該当しそうな項目“共有フォルダが開けないときは”という項目がありました。
対処方法は、ファームウェアのアップデートを行えば良いようです。

早速アップデートを確認します。
デスクトップの“NAS Navigator2”を開き、開いた画面のL・Sアイコンを右クリックし、“Web設定”を開きます。
(パスワードを求められます。初期のユーザ名とパスワードはマニュアルに記載されています。開くまで時間が掛かります)

「システム」→「メンテナンス」→「ファームウェアのアップデート」→「アップデート確認」とします。が“‥最新のファームウェア”の旨のメッセージが表示されています。
以下はページ末まで空白(枠は表示されていますが、ページ末で切れています。)です。
「アップデート実行」ボタンがありません。
ファームウェアアップデートは必要ないのかと思い、他を調べてみますが解りません。
再度ファームウェアアップデートを確認してみますが同様です。
一応画面を下にスクロールしてみます。有りました!。画面下部に隠れて表示が見えなかったのです。
早速アップデート実行。

今度は上手く共有フォルダにアクセスできます。

確認終了。

パスワードの設定を変更しておきます。
“Web設定”の“ユーザー/グループ”でAdminを選択し、右側ペインの「編集」をクリックし、開いた画面で設定変更します。
ここで設定した、ユーザ名・パスワードを次からフォルダを開く場合にパスワードを求められた場合に入力します。
(忘れないようにメモって置きましょう。)

早速開いてみましょう。

エクスプローラを開きます。


エクスプローラ左側ペイン

ネットワーク→LS-XL684を開きます。(パスワード入力を求められます。)

必要なフォルダを好きな位置に作成しておきましょう。

以上で簡単な設定の終了。


Linuxでの使用。
参考)
Ubuntuの場合
既に“smbfs”を導入してある場合は、簡単に“ネットワーク”から開く事が出来るでしょう。


ネットワークから簡単にアクセスできます。



“ネットワークを表示”クリックすると、右側ペインに上図のように表示されます。
(以下必要に応じてパスワードを入力。Web設定で設定した“ユーザ名”と“パスワード”です。)
丸印の“LS-XL684”が該当の場所です。“LS-XL684”をWクリックして開きます。
必要なフォルダを表示させた後は、左側ペインは、ツリー表示にすると使いやすいでしょう。

LinkStationの使用感
一度データをストックしてしまうと、LAN接続してある全てのPC(仮想OSも含め)からアクセス出来るのは非常に便利ですね。データが一箇所にあるので、各PCでの同期を気にしなくて良いです。自前のDropbox(其れも1TB)を持っているようで、とっても良いですね。
通常のメディアサーバ適な使用方法では問題ないのですが、Web設定にアクセスする場合や、データを多量に転送する場合、遅いですね。この時は“超遅〜っ!”って感じですね。やっぱり、メディアサーバ用マシンを作りましょうかね。

9月1日の雷で、モデム(ルータ付き)が後昇天なさいました。雷の時は、モデムの電源やケーブルは外していたのですが、今年は横着して対処していませんでした。最近はちょっと雷様を甘く見ていたので、おこられたのかも?。
この様に、Linkstationの停電対策をしておかないで、突然停電するとファームウェアが壊れるようです。
Linkstationって使いづらいですね。

最近は、ファイルサーバーを構築したのでLinkstationにとって変わっています。Linkstationはバックアップ用になりました。
ファイルサーバーは、UPSに接続してあるので停電時にも殆んど問題ありません。
(既に数回停電を経験しましたが、特に問題は有りません。)

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